ビットコイン、16ヶ月ぶり低水準へ!「デジタルゴールド」の信頼揺らぐ?暴落の真相と今後の展望
ビットコインが、昨年10月の史上最高値から大きく下落し、16ヶ月ぶりに6万3000ドル(約987万円)を下回りました。地政学リスクの高まりやAIへの懸念など、安全資産への関心が高まる中、ビットコインは期待された動きを見せていません。一体何が起きているのでしょうか?
ビットコイン暴落の背景:なぜ「デジタルゴールド」は輝きを失ったのか?
暗号資産(仮想通貨)は価格変動が激しいことで知られていますが、今回のビットコインの暴落は、理論上すべてが順調な時期に発生した点が注目されています。「デジタルゴールド」と呼ばれるビットコインは、困難な時期に資金を守る資産として期待されてきました。しかし、今年に入ってからは20%も下落し、その信頼が揺らいでいます。
地政学的な緊張が高まる中、金価格は記録的な高騰を見せていますが、ビットコインは逆行しています。著名投資家のマイケル・バリー氏は、金と銀のボラティリティは、ビットコイン強気派が暗号資産の下落から体面を保つために貴金属を売却しているためだと指摘しています。
トランプ効果の消滅と市場心理の変化
昨年11月のトランプ氏の大統領選勝利後、暗号資産市場は急騰しました。これは、トランプ氏が暗号資産の成長を阻害する規制を撤廃する可能性が期待されたためです。しかし、トランプ氏の政策に対する期待は薄れ、「トランプ・バンプ(トランプ効果)」は失われたと言えるでしょう。
現在の市場は「リスク回避」の動きが強まっており、投資家はビットコインを購入するどころか、恐怖感から売却に走っています。昨年10月以降、金が24%上昇したのに対し、ビットコインは50%も下落しているという乖離が、この状況を象徴しています。
財務長官の発言と過去の暴落からの回復
ベセント財務長官は、暗号資産市場を安定させる権限がないと証言し、事態をさらに悪化させました。しかし、ビットコインの投資家には明るい兆しも見えます。過去の暴落事例を見ると、ビットコインは必ず回復してきた歴史があるのです。
2014年のマウントゴックスのハッキング、2018年のICO熱狂への恐怖、2021年と2022年の規制圧力とFTXの破綻など、数々の暴落を経験しながらも、ビットコインは1年半以内に完全な回復を果たしてきました。今回の暴落も、過去のパターンを繰り返す可能性があります。
ビットコインの今後の動向に注目が集まります。
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