宮崎県、高市人気に陰り?自民党苦戦の裏に候補者の不祥事と失言
10月8日に行われた衆議院選挙で、高市早苗内閣支持率が高いにも関わらず、宮崎県の3小選挙区で自民党は1議席にとどまりました。全国的な自民党の大勝とは対照的な結果を受け、その背景には候補者の不祥事や失言が影響した可能性が指摘されています。
宮崎県の選挙結果:野党が躍進
宮崎1区では、中道改革連合の渡辺創氏が自民党元議員らを破り3選を果たしました。宮崎2区では、国民民主党の長友慎治氏が9選を目指した自民党の江藤拓氏ら2人を破り、初めて選挙区を制覇。宮崎3区では、自民党の古川禎久氏が参政党新人を退けて9選を決めました。
自民党苦戦の要因:不祥事と失言
かつて「保守王国」と呼ばれた宮崎県で、自民党が苦戦した要因の一つとして、候補者の不祥事や失言が挙げられます。宮崎1区で渡辺氏に敗れた自民党の武井俊輔氏は、過去に秘書が運転する車での速度超過など、車を巡る不祥事を繰り返していました。また、宮崎2区で長友氏に敗れた江藤拓氏は、昨年、コメに関する失言が原因で農相を更迭されています。
高市人気を前面に押し出すも…
武井陣営と江藤陣営は、今回の選挙で高市内閣の支持率を最大限に活用しようとしました。選挙カーには候補者本人よりも大きな高市首相の写真を掲載し、「自民党候補」であることを強くアピール。江藤陣営も、終盤に高市首相が新富町で演説を行いました。
高市人気は候補者への支持に繋がらず
しかし、読売新聞社の出口調査によると、高市内閣を「支持する」と答えた人の投票先は、宮崎2区では江藤氏への支持が5割半ば、宮崎1区では武井氏への支持が4割強にとどまりました。高市首相の人気が、必ずしも候補者個人への支持に繋がったとは言えません。
野党候補の強さ:地道な活動が実を結ぶ
一方、勝利した野党候補は、自身の主張や政策を丁寧に説くスタイルを貫き、支持者との繋がりを大切にしてきました。渡辺氏と長友氏は、初当選時代から続けてきた集会で、地道な活動を続けました。時流に左右されず、候補者個人を見極めようとする有権者の姿勢が、今回の選挙結果に大きく影響したと考えられます。
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