冷蔵庫の節約設定は逆効果?電気代と食材ロスの賢い付き合い方
「冷蔵庫の設定温度を『強』から『中』に変えれば電気代が下がる」という情報を試したものの、食品が傷みやすくなった…そんな経験はありませんか?節約したい気持ちは山々だけど、食材を無駄にしたり体調を崩したりしたら元も子もありませんよね。今回は、冷蔵庫の温度設定で陥りがちな落とし穴と、電気代節約と食材ロスを両立するための具体的な方法を解説します。
「強→中」で本当に電気代は下がる?
ネットでよく見かける「冷蔵庫の設定温度を『強』から『中』にすると電気代が下がる」という情報は、必ずしも間違いではありません。資源エネルギー庁の「
ただし、これはあくまで目安。冷蔵庫の機種や使い方、季節によって節約効果は変わります。重要なのは、節約できる金額が劇的ではないという点です。もし、温度設定を変更したことで月に500~1000円分の食材を無駄にしてしまうなら、節電効果を大きく上回ってしまいます。
食材が傷みやすくなる原因とは?
冷蔵庫の設定温度を下げることで庫内温度が上がり、細菌が増殖しやすくなることが、食品が傷みやすくなる原因です。厚生労働省では、家庭での目安として「冷蔵庫は10度以下、冷凍庫は−15度以下」を推奨しており、定期的に庫内温度を測ることを勧めています。
特に、肉や魚、作り置きのおかず、カット野菜などは、温度が低いほど細菌の増殖を抑えられます。しかし、「中にした=必ず危険」というわけではありません。同じ「中」の設定でも、冷蔵庫の機種や設置環境によって庫内温度は異なります。夏場や扉の開閉が多い場合、冷蔵庫の中身を詰め込みすぎている場合などは、想像以上に温度が上がってしまうことがあります。
電気代と食材ロスの両立を実現するには?
電気代の節約と食材ロスの防止、どちらか一方に偏るのではなく、両立を目指しましょう。以下のポイントを参考に、ご自身のライフスタイルに合った対策を検討してみてください。
- 庫内温度をこまめにチェックする:温度計を使って、実際に庫内温度が10度以下になっているか確認しましょう。
- 冷蔵庫の詰め込みすぎに注意する:冷気が循環しにくくなり、庫内温度が上がりやすくなります。
- 食品の保存方法を見直す:食品の種類に合わせて適切な保存方法を選びましょう。
- 賞味期限・消費期限を意識する:期限切れの食品を放置しないように、定期的にチェックしましょう。
- 冷蔵庫の機種を選ぶ:省エネ性能の高い冷蔵庫を選ぶことも、長期的な節約につながります。
節約は大切ですが、健康を害したり、食材を無駄にしたりするような節約は本末転倒です。庫内温度をこまめにチェックし、食品の状態をよく観察しながら、賢く冷蔵庫を活用しましょう。
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