ギャンブル業界に暗雲?スーパーボウルの賭けを予測市場が脅かす!
毎年、アメリカ最大のスポーツイベントスーパーボウルは、ギャンブル業界にとって一年で最も大きな収益チャンス。しかし、今年のビッグゲームを目前に、業界には不穏な空気が漂っています。
ギャンブル株の低迷
アメリカで人気のギャンブルアプリファンデュエルを運営するフラッター・エンターテインメントの株価は、スーパーボウル直前の7日まで、なんと8週連続で下落。23年ぶりの長期低迷を記録しています。ライバルであるドラフトキングスも同様に、株価が低迷しており、過去最高値からは60%以上も下落しています。
昨年はテイラー・スウィフト効果で注目を集めたものの、今年は話題性に欠けることも、株価低迷の一因と考えられています。しかし、より大きな影響を与えているのは、予測市場の台頭です。
予測市場とは?
カリシに代表される予測市場は、従来のギャンブル規制を回避しながら、スポーツの結果に賭ける新しい方法として急速に人気を集めています。規制の枠外で成長しているため、従来のギャンブルアプリを運営する企業にとっては大きな脅威となっています。
スーパーボウルの賭け金総額は減少傾向?
シチズンズのシニア株式アナリスト、ジョーダン・ベンダー氏は、今年のスーパーボウル週末における予測市場での取引量が過去最高を更新すると予測する一方で、従来のスポーツ賭博運営会社での合法的な賭け金総額は前年から2%減少すると見込んでいます。
「スーパーボウルの賭け金総額が減少する大きな理由の一つは、予測市場がその一部を奪っていることだ」とベンダー氏は指摘します。
スポーツ賭博の合法化から一転
2018年にアメリカ連邦最高裁が州によるスポーツ賭博の合法化を認めて以降、ギャンブル業界は急成長を遂げてきました。スーパーボウルでの賭け金総額は、昨年まで8年連続で増加していました。
しかし、その流れは変わりつつあります。そして、その脅威は、予想外の方向から現れたのです。
アメリカ最大の予測市場スタートアップであるカリシは、これまで連邦規制下の金融取引所としての地位を利用し、ポップカルチャー関連の出来事や選挙に連動した金融契約を提供していました。しかし、商品先物取引委員会(CFTC)は、スポーツに連動するイベント契約は認められないとの見解を示しています。
今後の規制や市場の動向に注目が集まります。
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