衆院選をSNSでチェック!YouTube・X・TikTokの「解像度」を上げるための注意点
2月8日に投開票を迎える衆議院議員選挙。今回の選挙戦では、特に若年層や無党派層にとって、SNSが政治情報を得るための重要なメディアとなるでしょう。そこで今回は、SNSを賢く活用し、より深く政治を理解するためのポイントを、立命館大学の谷原つかさ准教授の解説を基にお届けします。
SNSの「解像度」を上げるってどういうこと?
SNSと一言で言っても、プラットフォームによって特徴が大きく異なります。今回の衆院選で注目すべきは、YouTube、X(旧Twitter)、TikTokの3つ。それぞれに異なる仕様があるため、情報を鵜呑みにせず、批判的に吟味する姿勢が重要です。
YouTubeが掲げる「四つのR」とは?
YouTubeは、2019年に「TheFourRsofResponsibility」という方針を発表しました。これは、以下の4つのRを指します。
- Remove(削除):ポルノや暴力など、ポリシー違反の動画を削除
- Raise(プッシュ):伝統的な報道機関などの信頼できる動画を優先的に表示
- Reward(報酬):信頼できるクリエーターに報酬の機会を与える
- Reduce(抑制):有害な陰謀論や誤情報など、ポリシー違反すれすれの動画の露出を減らす
一見すると、YouTubeは情報の信頼性を重視しているように見えますが、実際のアルゴリズムは複雑です。英語圏では、YouTubeのアルゴリズムを検証する科学的な研究も報告されており、その結果を参考にすることが重要です。
X(旧Twitter)とTikTokの注意点
X(旧Twitter)は、リアルタイム性の高い情報収集に役立ちますが、誤情報や偏った意見が拡散されやすい側面もあります。情報の出所を必ず確認し、複数の情報源と比較検討することが大切です。
TikTokは、短い動画で手軽に情報に触れられるのが魅力ですが、情報の正確性には注意が必要です。特に、政治的な内容の動画は、バイアスがかかっている可能性も考慮しましょう。
SNSと向き合うための心構え
SNSは、政治情報を得るための強力なツールですが、同時に情報の洪水にさらされるリスクもあります。情報を鵜呑みにせず、批判的な視点を持ち、多角的な情報収集を心がけることが、SNSの「解像度」を上げるための第一歩です。
今回の衆院選では、SNSを賢く活用し、自分自身の目で真実を見極め、主体的な投票行動につなげましょう。
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