テンカジョウ、クイーン賞で劇的な差し切り勝利!交流重賞4勝目へ飛躍
5月19日、船橋競馬場でJpnⅢクイーン賞(ダ1800m)が行われ、テンカジョウ(牝5・岡田調教師)が1分25秒8(稍重)で優勝しました。昨年のクイーン賞で3着に終わったテンカジョウが、見事リベンジを果たし、地方交流重賞での勝利数を4に伸ばしました。
好スタートを切るための秘策
近走は出負けが目立っていたテンカジョウですが、この日のレースには陣営が秘策を用意していました。岡田調教師は「尾っぽを後ろで支える感じで試したのが良かった」と明かし、地方競馬で認められているゲートでの尾持ちが、好スタートに繋がったことを明らかにしました。この作戦が功を奏し、スムーズな出走を切ることができました。
レースの展開と勝利のポイント
テンカジョウは中団から好位集団をマークし、リズム良く追走。3角付近からエンジンを点火し、直線では抜け出したメモリアカフェ、マーブルマウンテンに襲い掛かりました。そして、2馬身半差で差し切り、見事な勝利を飾りました。上がり3ハロンは36秒7と、ダートコースで圧倒的な速さでした。
松山弘平騎手の冷静な判断
トップハンデの60㌔を背負いながらの完勝。鞍上の松山弘平騎手は「今日の傾向を見て、内より外を意識していました」と、外有利の馬場状態を見事に読み切ったことが勝利の大きな要因となりました。「3角からペースが上がりましたが、追い出しまで我慢してくれました。自分のタイミングで動けて差し切ってくれて、非常に強かったですね」と、テンカジョウの能力と自身の技術が合わさった結果だと語りました。
今後の展望と尾っぽ持ちへの期待
岡田調教師は「(地方交流競走に出走する際は)できれば尾っぽ持ちをしたいなと考えています」とコメント。今後も牝馬限定のダートグレード戦線で活躍することが期待されます。テンカジョウは、まさに牝馬の天下取りに向けて、堂々と名乗りを挙げたと言えるでしょう。
クイーン賞、その他の騎手のコメント
2着マーブルマウンテンの山本聡騎手は「外が有利だったので、思い切って外を走りました。乗りやすかったですし、力がある馬で楽しみです」とコメント。
3着メモリアカフェのルメール騎手は「番手でいい競馬ができて息も入ったのですが、残り150mで疲れてしまいました。休み明けの分があったかもしれません。距離はギリギリです。千六の方がいいですね」と振り返りました。
4着アピーリングルックの大野騎手は「いいリズムで行けましたが、勝負どころで動かされる形になってしまいました。自分の形で上がって行ければ、もう少し力を出せたかもしれません。締めってスピードを出せる馬場の方がいいですね」と語りました。
5着ホーリーグレイルの矢野貴騎手は「折り合いはスムーズでしたし、やりたいことができて、次につながる好内容の競馬でした。ただ、ペースがゆるく、最後ヨーイドンになると分が悪いかもしれません」とコメントしました。
8着ライオットガールの岩田望騎手は「最後まで一生懸命走ってくれましたが、きょうは斤量が響きましたね」と振り返りました。
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