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カーリング日本代表、五輪初戦黒星も吉村紗也香スキップは前向き「たくさんの情報得られた」

投稿日:2026年02月12日

2月12日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのカーリング女子ラウンドロビン初戦で、日本代表(ロコ・ソラーレ)は強豪スウェーデンに1-8で敗れ、黒星スタートとなりました。しかし、スキップの吉村紗也香選手は、試合後「負けてはしまったが、たくさんの情報を得られた」と前向きな姿勢を見せました。

試合の経過と課題

1-1で迎えた第4エンドで、日本のショットに乱れが生じ、スウェーデンに一挙3点を奪われました。その後、氷の状態と感覚のずれを修正できず、第9エンド終了時に相手の勝利を認めました。吉村選手は、試合を通して氷の状態や相手の戦略など、多くの課題と向き合うことができたと語っています。

メンタルコーチとの出会いがもたらした変化

吉村選手は、これまでも4度のオリンピック挑戦を経験していますが、プレッシャーに押しつぶされそうになることもありました。「弱みは見せたくなかった」と語るように、常に強くあろうと自分を追い込んでいたのです。しかし、2020年に野球日本代表「侍ジャパン」のヘッドコーチを務めた白井一幸氏をメンタルコーチに迎えたことが、大きな転機となりました。

白井氏からは、自分と仲間を信頼することの大切さを説かれ、吉村選手は緊張や不安もチーム内で口にするようになりました。「不安なことも出した方がすっきりする。コップと一緒で、ためたまま何かを入れようとしても入らない」と、感情を共有することの重要性を語っています。

代表決定戦での劇的な逆転勝利

昨年9月の代表決定戦では、初戦から2連敗という苦しい状況に追い込まれましたが、宿舎で「悔しい!」と仲間に叫び、感情をはき出すことで自分を取り戻し、逆転で代表切符をつかみました。「本心をさらけ出しても、このメンバーなら大丈夫だと思えた」と、チームの絆を強く感じた瞬間だったと言います。

チームメイトからの信頼と期待

小学校時代からの友人でもあるサードの小野寺佳歩選手は、「メンバーの愉快さに引っ張られて、サヤ自身もすごく明るくなった」と吉村選手の変化を語り、「吉村紗也香はオリンピックに行くべきスキップ」と絶賛しています。

長丁場の戦いは始まったばかり

10代の頃から頭角を現し、鋭い勝負勘と正確なショットを武器に、吉村選手は5度目のオリンピック挑戦を果たすことになりました。「ずっと目指してきた舞台に、今こうして立てている。もう、楽しみながら頑張っていきたい」と、黒星発進にもめげず、長丁場の1次リーグに向けて意気込みを語りました。

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