モーグル・堀島行真、8年越しの肉体改造で掴んだ銅メダル!チームドクターが明かす金メダルへの道
2024年ミラノ・コルティナオリンピックで、堀島行真選手(28=トヨタ自動車)が銅メダルを獲得しました。22年北京オリンピックに続く快挙です。決勝1回目を5位で通過し、上位8人による2回目のジャンプでは、難易度の高い「コークスクリュー1440」を成功させ、83.44点を獲得。僅差で金メダルは逃したものの、その実力は世界トップクラスであることを証明しました。堀島選手は15日に開催される新種目のデュアルモーグルでも金メダルを狙います。
メダルへの道のり、8年間の挑戦
今回のメダルは、単なる才能の結晶ではありません。堀島選手の長年の腰痛を克服するための肉体改造が大きく貢献しました。平昌オリンピック後の18年春、日本代表チームドクターの勝田紘史氏(49)との出会いが、その始まりでした。
当時20歳だった堀島選手は、腰痛に苦しみ練習に参加できない日々が続いていました。勝田氏は、堀島選手の才能に惚れ込み、代表の城勇太ヘッドコーチと共に「行真に戦略的に金メダルを取らせよう」と決意。徹底的な腰の治療と、腰に負担をかけない体作りを開始しました。
徹底的な肉体改造とメンタル強化
股関節の柔軟性、腹筋と背筋のバランス、足首や膝の動き…あらゆる角度から堀島選手の体を分析し、検査を繰り返しました。歩き方や座り方といった日常生活における動作まで見直す徹底ぶりでした。
22年北京オリンピックでは椎間板ヘルニアに苦しみながらも銅メダルを獲得。現在は完治し、勝田氏は「行真の腰を良くするのに、8年かかっている」と笑います。勝田氏は、堀島選手を「宇宙一のレベルで戦っている。24時間365日モーグルのことを考えている」と評し、その並外れた集中力と努力を称賛しています。
大谷翔平から学んだ「運」の法則
北京オリンピック前には、大谷翔平選手が目標を記した「マンダラチャート」の話を堀島選手に伝えた勝田氏。「あいさつ」「ゴミ拾い」などが「運」につながると説き、堀島選手の人柄も磨くことを意識しました。
勝田氏は「北京では、まだ準備が足りなかったかもしれない。体も、人柄も、今の行真は金メダルを取るにふさわしい人物」と語り、今回のオリンピックでの活躍を確信していました。今回の銅メダルは通過点に過ぎず、2種目での金メダル獲得に向けて、堀島選手の挑戦はまだ続きます。
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