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共産主義は「欲望の王国」に敗北?ソ連崩壊の真実を元外務省分析官が徹底解説

投稿日:2026年02月16日

「ソ連崩壊」の原因は一体何だったのか?近年、そのメカニズムに改めて注目が集まっています。作家で元外務省情報分析官の佐藤優氏が、クーリエ・ジャポンの動画インタビューで、ソ連崩壊の裏側にあった「人間の欲望」について語りました。今回は、そのインタビュー内容を基に、ソ連崩壊の真相に迫ります。

日本は世界一の楽園?欲望のレベルが鍵を握る

佐藤氏は、ソ連崩壊について「人間の欲望に関してソ連は見誤った」と指摘します。その理由を説明するにあたり、自身の著書『定年後の日本人は世界一の楽園を生きる』を引き合いに出します。北朝鮮が「人民の楽園」を標榜していたように、共産主義は「ご飯をお腹いっぱい食べられる」「肉の汁を飲める」「瓦葺の屋根の家に住める」という3つの条件を満たせば実現可能だと主張していました。

しかし、佐藤氏は「欲望が小さくなれば良い」という考え方から、日本は「世界一の楽園」と言えるのではないか、と提言します。それは、現代社会において当たり前の生活水準が、かつては人々の大きな欲望だったからです。

ソ連の「欲望」の実態:トイレットペーパーと腐った牛乳

佐藤氏が1987年にモスクワを訪れた際、ソ連の人々の「欲望のレベル」は想像を絶するものだったと言います。例えば、トイレットペーパーは貴重品であり、入手困難でした。年に2回しか販売されず、人々は開店前から数時間も並んで、家族総出で確保に奔走したそうです。手に入れたトイレットペーパーは、紙紐でつないで襷(たすき)のようにして持ち帰るのが、当時のモスクワでは「幸せの象徴」だったのです。

また、牛乳もまた、ソ連の人々にとって手に入りにくいものでした。夏には腐ってパンパンに膨れた牛乳が売られており、冷蔵装置がないトラックで運ばれるため、店に着く頃には腐ってしまうのが常だったそうです。特権階級だけが、冷蔵庫付きのトラックで運ばれてきた新鮮な牛乳を飲むことができたのです。

ゴルバチョフが見誤った「人間の欲望」

ソ連の人々の欲望は、現代の私たちから見ると非常に低い水準にありました。しかし、佐藤氏は、この低い欲望の水準を維持しようとする共産主義のシステムが、最終的に「欲望の王国」である資本主義に敗北したと分析します。ゴルバチョフは、ペレストロイカやグラスノスチといった改革を進めましたが、人々の欲望を理解しきれなかったことが、ソ連崩壊の遠因となったのかもしれません。

ソ連崩壊の教訓は、現代社会においても重要です。人々の欲望を無視し、画一的な価値観を押し付けるのではなく、多様なニーズに応える柔軟なシステムこそが、社会の安定と発展に繋がるのではないでしょうか。

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