若者のSNS依存深刻化!10~20代の6%が「病的使用」疑い、家族への暴力も…
SNSの利用が生活の一部となっている現代ですが、その依存が深刻化していることが明らかになりました。厚生労働省の調査によると、10~20代の約6%がSNSの「病的使用」が疑われる状態にあることが判明。中には、SNSの使い方を巡って家族に暴言や暴力を振るってしまうケースも3割に上ることが報告されています。
SNS依存の実態:若年層で突出
国立病院機構久里浜医療センターがまとめた調査報告書によると、SNS依存を測る海外の検査を参考に、9項目のチェックリストを作成。その結果、10代男性では7.1%、10代女性では7.5%、20代男性では4.8%、20代女性では5%が「病的使用の疑い」に該当しました。これは、他の年代(0~1%台)と比較して非常に高い数値です。
「病的使用」とは?チェックリストで確認
「SNSの病的使用」とは、具体的にどのような状態を指すのでしょうか?以下の5項目以上が当てはまる場合は、注意が必要です。
- 使えない時に気分が悪くなる
- 嫌な気持ちから逃れるために使っていた
- SNSの使用時間を減らそうとしてもできない
- SNSのことで頭がいっぱいになる
- SNSを使うために嘘をついてしまう
深刻な影響:暴力、引きこもり、学業への支障
SNS依存が疑われる人のうち、27%がSNSなどの使用を巡り「家族に暴言を吐いたり、暴力を振るったりした」と回答。さらに、19%は「家族から暴言を吐かれたり、暴力を受けたりした」と答えています。また、6%が「30日以上学校を休んだ」、5%が「6か月以上続けて自宅に引きこもっていた」と回答しており、学業や日常生活への深刻な影響が浮き彫りになりました。
インターネット依存も増加:2018年度から倍増
ゲームやメールなど、インターネット全体の「病的使用の疑い」についても調査した結果、10~20代で14.5%に上りました。これは、2018年度の調査結果(6.2%)と比較して大幅な増加です。
背景と対策:孤独感、不安、そして連携の重要性
同センターは、SNS依存の背景には孤独や対人関係への不安などがあると考えられるとしています。ネット利用の低年齢化が進む中、学校、家庭、地域が連携して、適切な利用方法を指導していく必要性が求められています。SNSとの適切な付き合い方を見つけ、心身ともに健康な生活を送ることが大切です。
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