日テレ「バンキシャ!」衆院選報道を謝罪 “タスキ”表現の認識不足を認める
日本テレビ系の情報番組『真相報道バンキシャ!』が、15日に放送された衆議院選挙に関する報道内容の一部について謝罪しました。番組は、自民党の村木汀氏の選挙戦中の写真に対し、名前入りのタスキを着用していない点を指摘したことで、誤解を招く表現だったと認めました。
報道内容と問題点
番組は、衆議院選挙の比例代表・北海道ブロックで当選した村木汀氏の選挙戦中の写真を紹介。その際、「アピールしたいはずの名前が入ったタスキをつけていない」と指摘し、村木氏が「当選する可能性は低いと思っていました」とコメントしていることを伝えました。しかし、村木氏は比例代表単独候補であり、名前入りのタスキを着用しないのが一般的な運用でした。
この表現が、「村木氏が当選する可能性が低いと思っていたからタスキを着用しなかった」という印象を与えてしまう可能性があり、番組は「こちらの認識不足」と謝罪しました。
自由民主党からの指摘
この報道に対し、自由民主党の鈴木貴子氏が自身のX(旧Twitter)で問題提起。「新人議員に対する取材において、名前入りのタスキがないことをあたかも“当選する意志がない”かのように誘導する構成に違和感を感じた」と指摘しました。
鈴木氏は、比例代表選挙の制度上、純粋比例の候補者が個人名を強く表示することは有権者に誤解を招く可能性があるため、氏名入りのタスキを用いないのが一般的だと説明。制度的背景を踏まえない報道は、有権者の適切な判断を妨げると訴えました。
番組側の対応と今後の課題
番組側は、「純粋比例の候補者も名前入りタスキをかけるという認識」で構成していたことを鈴木氏に説明。事実に基づいた取材と報道を心がけることを約束しました。
今回の件は、報道番組が選挙制度を正確に理解し、誤解を招く表現を避けることの重要性を示しています。今後、同様の問題が起こらないよう、番組側にはより慎重な取材と構成が求められます。
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