飯塚事件:再審請求棄却 福岡高裁が即時抗告を退け、妻が最高裁へ特別抗告へ
1992年に福岡県飯塚市で発生した小学生2人殺害事件、通称「飯塚事件」で、裁判のやり直しを求める再審請求が再び退けられました。福岡高裁は16日、妻が申し立てた即時抗告を棄却する決定を下しました。
事件の概要と再審請求
この事件で死刑が確定・執行された久間三千年死刑囚は、一貫して無実を主張していました。死刑後、妻が再審請求を繰り返し行い、今回が2度目の申し立てでした。弁護側は、事件当時、2人の目撃証言が新たな証拠になると主張していました。しかし、福岡地裁は2024年、この訴えを退け、妻が福岡高裁に即時抗告していました。
福岡高裁の決定内容
福岡高裁の溝國禎久裁判長は、決定の中で「目撃証言の信用性を否定した一審の判断は不合理とはいえない」と指摘しました。この決定により、裁判のやり直しは認められませんでした。
弁護側の反応と今後の展望
弁護側は、今回の決定に対し「真実を明らかにしていくということを回避するような決定だった」と批判しています。そして、諦めずに最高裁に特別抗告する方針を表明しました。久間三千年死刑囚の無実を証明するため、弁護側は引き続き法廷闘争を続ける構えです。
この事件は、冤罪の可能性が指摘され続けており、今後の最高裁の判断が注目されます。真実の解明を求める声は、今後も高まっていくでしょう。
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