高梨沙羅、伊藤有希との“深い絆”に涙…4大会連続の五輪で見せた支え合い
ミラノ・コルティナ五輪で競技日程を終えたスキージャンプ。日本チームは混合団体での銅メダルを含む4つのメダルを獲得し、素晴らしい結果を残しました。しかし、女子スキージャンプの歴史はまだ浅く、その舞台裏には様々な苦悩と、支え合う仲間たちの存在がありました。
4大会連続の五輪、高梨沙羅と伊藤有希の歩み
ソチ五輪から出場を続けてきた高梨沙羅選手と伊藤有希選手。初めて女子ジャンプがオリンピックの舞台に登場したソチ五輪では、メダル獲得は叶いませんでしたが、その後の2人は更なる高みを目指し、努力を重ねてきました。
2016-2017シーズンには、高梨選手がワールドカップ総合1位、伊藤選手も2位に輝き、その実力を世界に示しました。しかし、オリンピックの道は平坦ではありませんでした。
平昌五輪での苦難と、伊藤有希の支え
2018年の平昌五輪では、伊藤選手は9位に終わりました。追い風という不運に見舞われ、実力を発揮できなかったのです。当時の鷲沢徹チーフコーチは、「4年間努力してきたのに、伊藤だけが追い風だったのは切ないです」と語っています。
試合後、伊藤選手は涙ながらに「たくさんの支えてくれた人たちがいました。喜ぶ顔が見たくていい結果をと思っていたのに」と語りました。そんな伊藤選手を、真っ先に抱きかかえて祝福したのは、高梨選手でした。無念や失意を感じさせない、その姿は多くの人々の心を打ちました。
北京五輪、そしてミラノ五輪での絆
2022年の北京五輪では、混合団体で高梨選手のジャンプがスーツの規定違反で失格となるアクシデントが発生。チームは4位に終わりました。その時も、伊藤選手は自らのウインドブレーカーで高梨選手を包み、献身的に支える姿を見せました。
そして、今回のミラノ五輪。混合団体を終えた高梨選手は、伊藤選手とのハグで堪えていた涙を流しました。それは、これまでの苦難を乗り越え、支え合ってきた伊藤選手への感謝の涙だったのです。
芽生えた“深い絆”
4大会連続のオリンピックを通して、高梨選手と伊藤選手の間には深い絆が芽生えました。それは、単なるライバル関係ではなく、互いを尊重し、励まし合う、かけがえのない関係です。この絆が、今後の2人の活躍をさらに後押ししていくことでしょう。
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