「上にはいけねぇぞ」と咎められた過去…清武弘嗣が語る、プロ18年目の矜持と現役への執念
J2大分トリニータに復帰したベテランMF、清武弘嗣選手。数々の怪我に苦しみながらも、「情熱が消えたかと言われると、やっぱり消えてない」と語る彼の姿に迫ります。地元クラブでプレーする意味、そして「もう一度しっかり治して、またプレーする姿を見てもらえるように頑張ります」という言葉の裏にある想いを、ロングインタビュー形式で届けます。
16年ぶりの故郷凱旋、しかし…
プロ18年目を迎えた清武選手は、アカデミー時代から在籍し、プロキャリアをスタートさせた大分トリニータに16年ぶりに復帰しました。しかし、シーズン途中に左ヒラメ筋の肉離れという長期離脱を余儀なくされます。自身のSNSには、「何のために帰ってきたのか」「もう終わった選手だから」といった辛辣な言葉を受けたと告白し、その心情を綴りました。
「せっかく、大分に帰ってきたのに、マジで自分が嫌になります。ボール蹴りてぇ、思い切り走りてぇ、サッカーしてぇー!って毎日、そればっかです」と、ピッチに立ちたいという強い思いを語る清武選手。それでも、「焦りが一番ダメ」だと自覚し、リハビリに励む日々を送っています。
過去の怪我との闘い
清武選手のキャリアを振り返ると、近年は痛々しいほどの怪我の履歴が並びます。左ハムストリング筋損傷、左ふくらはぎの肉離れ、右ハムストリング筋損傷、右足首関節靭帯損傷、両側ハムストリング筋損傷、左足リスフラン靭帯損傷など、復帰まで数ヶ月のリハビリ期間を要する大怪我も少なくありません。
しかし、彼は決して諦めません。「このまま引退したら必ず後悔する」という強い決意のもと、過酷なリハビリに繰り返し立ち向かっています。
11年前のニュルンベルク、変わらぬサッカー小僧の魂
清武選手を初めて取材したのは11年前、ドイツ・ニュルンベルクでプレーしていた時でした。当時24歳だった彼は、目を輝かせてサッカーへの情熱を語っていました。その印象は今も変わらず、「相変わらずのサッカー小僧」と表現できます。
「焦り」という敵と闘いながら、「もう一度しっかり治して、またプレーする姿を見てもらえるように」と、現役への執念を燃やす清武弘嗣選手。彼の矜持と情熱は、多くのサッカーファンに勇気を与えるでしょう。
コメント一覧
まだコメントはありません。
← トップに戻る