【五輪】坂本花織、SP2位発進!「りくりゅう」からの黄金のバトンに不安を吹き飛ばす
フィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)が17日、ミラノ・アイススケートアリーナで行われ、坂本花織選手(シスメックス)が77.23点をマークし、2位でフリーに進出しました。今季限りでの引退を表明している坂本選手にとって、集大成となる舞台での好発進です。
完璧な演技で観客を魅了
坂本選手は、自身を象徴するプログラム「タイム・トウ・セイ・グッバイ」を、感情を込めて表現しました。冒頭の3回転ルッツ、続く2回転半、そしてフリップ―トウループの連続3回転ジャンプをすべて完璧に着氷。重圧をはねのけ、演技後にはガッツポーズで喜びを爆発させました。
「今日はいつも通りの緊張がありながらも、滑っている間すっごい楽しくって。なんでこんな楽しいんやろっていうぐらい、めちゃ多分笑っていと思う。満足度はめっちゃ高かった」と、笑顔で振り返りました。また、フライングキャメルスピンが終わったあたりから、不思議なリラックスモードに入り、「あ、楽しいなみたいな感じになって。もう今この瞬間を満喫しようと思って滑っていた」と、充実感を語りました。
ペアの金メダルが背中を押した
前日には、ペアの三浦璃来選手、木原龍一組が劇的な逆転で金メダルを獲得。坂本選手は観客席で感動の涙を流しました。「本当に感動した。『頑張って、かおちゃんにいいバトン渡すから』って、龍一くんがずっと言ってくれていて。いいバトンをくれることももちろん嬉しいけど、2人が満足できる演技をしてくれた方がもっと嬉しいから、とにかくもうやりきっちゃってください、みたいな。」と、2人の金メダルが自身の背中を大きく押したことを明かしました。
「言ったらもう、黄金のバトンみたいな感じ。これはもう、絶対に落とせない素晴らしいバトンを受け取ったので、自分ももうこれはいける気しかしないなと思って、昨日までの不安が一気に晴れた」と、「りくりゅう」からのバトンに感謝し、自信を深めていました。
さらなる高みを目指しフリーへ
2018年平昌五輪からデビューし、22年北京五輪で銅メダルを獲得した坂本選手。今大会は、シングルで初めて団体と個人のSP、フリーを滑るフル回転の活躍を目指します。2大会連続メダルとなれば、男子の鍵山選手に続き、日本勢として通算4個目のメダルとなり、日本フィギュアの最多記録に並ぶ偉業となります。荒川静香選手以来となる日本女子初の金メダルを目指し、19日(日本時間20日)のフリーに挑みます。
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