韓国・尹錫悦前大統領に無期懲役判決!戒厳令巡る内乱首謀罪で
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領(65)が、非常戒厳の宣布を巡る内乱首謀罪で、ソウル中央地裁から無期懲役の判決を受けました。検察は死刑を求刑していたにも関わらずの判決です。このニュースは、韓国の政治に大きな衝撃を与えています。
事件の概要:尹錫悦前大統領は何をしたのか?
特別検察は、尹前大統領による戒厳令が、憲法で定められた「戦時やこれに準ずる国家非常事態」の要件を満たしていないと指摘。さらに、戒厳令の解除要求決議を阻止するため、国会に軍を投入したとしています。これは、憲法秩序を破壊する重大な行為だと非難されました。
尹前大統領側の主張と裁判所の判断
尹前大統領側は、「軍の投入規模は短時間かつ限定的であり、国会の機能を停止させ、憲法秩序を乱す意図はなかった」と主張しましたが、裁判所はこの主張を認めませんでした。内乱罪は「憲法秩序を乱す目的で暴動を起こした場合」などに適用され、尹前大統領の行為はそれに該当すると判断されたのです。
内乱首謀罪の重さと過去の事例
内乱首謀罪の法定刑は死刑、無期懲役、または無期禁錮と非常に重く、過去にも全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領が、1980年の光州事件での責任を問われ、1審で死刑判決を受けました。最終的には無期懲役が確定し、後に特赦で釈放されています。今回の尹前大統領の判決は、韓国の民主化の歴史を振り返る上でも重要な意味を持つと言えるでしょう。
この事件は、韓国の政治における権力と民主主義のあり方を改めて問うものとなりそうです。今後の動向から目が離せません。
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