渡部暁斗、最後の五輪を終え「ようやく終わったな」 バトンは山本涼太へ
ノルディック複合の渡部暁斗選手が、自身最後のオリンピックとなる今回の大会を終えました。日本チームは6位という結果に終わりましたが、渡部選手は「その瞬間、瞬間に集中して全力で戦っていた。ようやく終わったなという感じがしています」と、長年の戦いを終えた安堵の表情を見せました。
厳しい展開を振り返る
視界が白くかすむほどの雪の中で行われた競技。日本は前半の飛躍で3位につけましたが、後半のリレーで順位を落とし、最終的に6位でフィニッシュしました。渡部選手と山本涼太選手にとって、厳しい展開になることは予想されていたようです。
「メダルは目指して頑張れば取れるものじゃない」
山本涼太選手は、12年前のソチオリンピックで銀メダルを獲得した渡部選手から「日本人ってメダル取れるんだ」と背中を押されたことを振り返りました。また、学生時代に渡部選手から「俺はお前らが五輪のメダルを取れるとは絶対に思わない」と言われたエピソードも明かしました。この言葉に衝撃を受け、身を引き締めた山本選手は、2022年の北京オリンピックで渡部選手らと団体銅メダルを獲得しました。
次世代への期待
山本選手は渡部選手を心の中で「仙人」と呼び、その信念や情熱を受け継ぎたいと語りました。「暁斗さんのコンバインドとは少し違う形になるかもしれないけど、僕なりにコンバインドとは何かが伝わるようにできたらいい」と、今後の活躍への決意を表明しました。
渡部選手も山本選手の実力を認め、「最後のスプリントの強さとか、抜群のジャンプとか、(W杯の)総合優勝を狙えるポテンシャルがある」と、一層の成長に期待を寄せています。ノルディック複合の日本のバトンは、次世代の山本涼太選手へと託されました。
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