五輪最後のレース渡部暁斗、メダルには届かずも笑顔で引退!
2月19日、ミラノ・コルティナオリンピックのノルディック複合団体スプリントで、今季限りでの引退を表明している渡部暁斗選手(北野建設)と山本涼太選手(長野日野自動車)の日本代表が6位でゴールしました。惜しくもメダル獲得は逃しましたが、渡部選手は五輪最後のレースを笑顔で締めくくりました。
前半飛躍で好発進!
前半の飛躍で日本は3位につけ、好スタートを切りました。しかし、後半の15キロを2人で交互に1.5キロずつ走る距離で、順位を3つ落とし、メダル争いから後退しました。優勝はノルウェーで、イエンスルラース・オフテブロ選手が個人2種目を含め、今大会3個目の金メダルを獲得しました。
「久しぶりにドキドキした」渡部選手の言葉
レース中、渡部選手は「久しぶりにドキドキした」と語り、序盤から中盤まで5人の先頭集団に食らいつき、メダル争いを繰り広げました。しかし、終盤で山本選手が転倒したドイツ選手に巻き込まれる形で転倒してしまい、メダル獲得のチャンスを逃しました。それでも渡部選手は「まさか先頭集団に追いつけるとは。個人戦とは違う面白さは十分伝わったんじゃないかな」と前向きなコメントを残しました。
長野五輪がきっかけ、37歳で競技人生に幕
渡部選手がスキーを始めたきっかけは、1998年の長野五輪でした。会場で母と一緒にジャンプ団体の観戦し、日の丸飛行隊が抱き合う姿に感動したそうです。37歳という年齢で競技人生に幕を下ろすことになりましたが、渡部選手は「最後の花びら1枚が散っていくまで見ていただけた。道半ばで散っていった桜が、若い選手たちの道しるべになってくれたら本望」と、未来への希望を語りました。
スポーツの魅力とは?
ワールドカップ総合王者にも輝いた渡部選手は、かつて実力の証明こそが全てだと考えていましたが、山頂にたどり着いたとき、誰もいない孤独を感じました。そこから、スポーツの魅力は多くの人と感動や興奮を共有できることだと気づいたそうです。今回の五輪で、その思いを再確認することができたと語りました。
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