奇跡の復活!全治6カ月の大怪我から2カ月で五輪の舞台へ!フリースタイルスキー・須貝龍、涙と笑顔の滑り
昨年12月に全治6カ月の大怪我を負ったフリースタイルスキー男子スキークロスの須貝龍選手(34歳)。車いす生活を余儀なくされた中、わずか2カ月後のミラノ・コルティナ冬季五輪に奇跡的に出場し、その舞台を終えました。結果は1回戦敗退となりましたが、その姿は多くの人々に感動を与えました。
2度目の五輪、そして大きな壁
2018年平昌五輪を逃した須貝選手は、アルペンスキーからフリースタイルスキーに転向。2022年北京五輪では、わずかな差で3位となりメダル獲得を逃しました。その悔しさをバネに、昨年は世界選手権で銅メダルを獲得し、日本勢初のスキークロスでの表彰台に輝きました。
今シーズンも好調を維持し、W杯バルトランス大会では4位に入るなど、今回の五輪でのメダルも期待されていました。しかし、W杯サンカンディド大会予選での転倒が、左股関節脱臼と大腿骨頭骨折という大怪我につながってしまいます。
絶望から立ち直り、掴んだ五輪出場
怪我を負った当初は、「五輪に出られない」と諦めかけた須貝選手。歩くことも困難な状況で、車いすや松葉づえでの生活を強いられました。しかし、2度目の五輪出場という強い思いを胸に、懸命な治療とリハビリを続けました。
2月上旬にイタリア入り後も、公式練習には参加せず、リハビリに専念。わずか2日間だけ板を履いて滑走できることを確認しただけで、コースには入らずに本番に挑みました。
「本当に幸せな気持ちでいっぱいでした」
痛み止めを服用し、テーピングを巻いて出場した須貝選手。1回戦ではスタートで後手を踏み、上位進出は叶いませんでしたが、その表情はすがすがしいものでした。
「自分の滑りができなかった。いいところがなかったなという気持ちです」と淡々と語りながらも、「本当に幸せな気持ちでいっぱいでした。無理をしてスタート台に立てたので、リハビリの痛みや辛さもあったけど、それが報われた五輪でした」と、感動を滲ませました。
須貝龍選手の奇跡の復活と、諦めない心は、多くの人々に勇気を与え続けるでしょう。
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