「超宇宙刑事ギャバンインフィニティ」誕生秘話!スーパー戦隊シリーズ終了の裏側と、特撮界のレジェンドが語る新戦略
50年以上にわたり、子どもたちのヒーローとして愛されてきた「スーパー戦隊シリーズ」が、ついに幕を閉じました。その一方で、今月15日からは昭和の特撮ヒーロー「超宇宙刑事ギャバン」が令和の時代に復活し、新たな物語がスタートしています。一体なぜ、チームヒーローから個人のヒーローへ?東映の上席執行役員である白倉伸一郎氏に、その舞台裏と今後の展望を直撃インタビューしました。
スーパー戦隊シリーズ終了の理由
白倉氏は、スーパー戦隊シリーズの終了理由について、率直に「全部、ライダーのせい」と語ります。長年、「スーパーヒーロータイム」枠で日曜朝に連続放送されてきた「スーパー戦隊」と「仮面ライダー」ですが、近年は仮面ライダーの方が、話題性や経済的な面で大きく引き離してしまったとのこと。
特に、仮面ライダーは過去作品への熱狂的なファンが多く、スピンオフ作品やグッズ販売など、様々な展開で収益を上げています。一方、スーパー戦隊は、ファンが卒業してしまう傾向にあり、その差が深刻化していたのです。
マンネリ打破への試みも…
スーパー戦隊シリーズも、毎年様々な工夫を凝らしてきました。2018年には「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」で二つの戦隊を同時展開したり、2021年には「機界戦隊ゼンカイジャー」でメンバーをロボットにしたりと、大胆な試みも行われました。しかし、これらの試みもマンネリを打破するには至らず、「しがらみを取っ払って、全く新しいヒーロー像を作るために、新たな枠組が必要だった」と白倉氏は語ります。
なぜ今、ギャバンなのか?
そこで白倉氏が選んだのが、昭和末期のヒーロー「ギャバン」でした。「仮面ライダーに『おのれギャバン』と言わせたい」という、熱い想いを込めて、新たな「超宇宙刑事ギャバンインフィニティ」が誕生したのです。チームではなく、個人の力で悪に立ち向かうギャバンの姿は、これまでのスーパー戦隊シリーズとは一線を画し、新たなヒーロー像を提示するものとなるでしょう。
「戦隊の作り方の引き出しを持っている人間がいなくならないと。次の世代の台頭があったほうがいい」と語る白倉氏の言葉には、特撮界の未来への強い決意が込められています。
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