ガンダムファンが心配する声「ハサウェイは病院へ」『閃光のハサウェイ』が描く現代に通じる“心の病”
2024年1月30日に公開された映画『機動戦士ガンダム閃光のハサウェイキルケーの魔女』が、公開からわずか11日間で興行収入15億円、観客動員91万人を突破し、大きな話題を呼んでいます。SNSでは様々な感想が飛び交う中、「ハサウェイは病院に行った方がいい」という声が多くのファンから共感を呼んでいます。
主人公ハサウェイの精神状態に視聴者が共感
主人公ハサウェイ・ノアは、過去のトラウマからくる死者の幻覚に悩まされ、精神的に追い詰められた姿が描かれています。終盤の戦闘シーンでは、敵のMSを過去のMSと見間違えるなど、その精神状態は深刻さを増していきます。声優の小野賢章さんも舞台挨拶でハサウェイの精神状態について言及するなど、その描写は多くの人の心を揺さぶっています。
実は「うつ病」…そしてテロリストへの道
ハサウェイは『機動戦士ガンダム逆襲のシャア』での出来事が原因で重度のうつ病を患っており、劇中では「薬を飲んでいない」と告白しています。しかし、病院での治療の過程で出会ったクワック・サルヴァーという人物から、指導者としてマフティーとなるよう勧められたのです。実はクワック・サルヴァーは「インチキ医者」「詐欺師」を意味する偽名だったという設定が明らかになっており、病院に行ったことが、結果的にハサウェイをテロリストへと導いてしまったという皮肉めいた展開が隠されています。
設定を知るファンからの共感と皮肉
劇中ではハサウェイの治療に関する描写はほとんどなく、設定を知らない観客にとっては「病院に行った方がいい」という言葉は、純粋な心配の気持ちからくるものですが、設定を知るファンにとっては、複雑な事情を知っているからこそ、皮肉交じりの感情を抱く人もいるようです。いずれにしても、ハサウェイの精神状態を心配する声は多く、セカンドオピニオンとして適切な医療機関を受診してほしいという思いが込められています。
現代社会に通じる“心の病”
精神的に追い詰められた人が、自分を救ってくれる思想に染まりやすいという現代社会の問題にも通じるテーマが描かれていることも、多くの観客が共感した理由の一つでしょう。『閃光のハサウェイ』は、ガンダムシリーズの枠を超えて、現代人が抱える“心の病”を描いた作品として、多くの人々に深く響いていると言えるでしょう。
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