ステイヤーズS衝撃の結末!1番人気クロミナンス、ルメールが語る「広いスペースがなかった」ハナ差3着の真実とは?
難解なGⅡで光った期待!クロミナンス、1番人気の重圧
2025年12月6日、中山競馬場で行われたGⅡステイヤーズステークスは、出走する全馬が前走で5着以下という、まさに波乱含みのメンバー構成でした。
そんな難解なレースで、単勝オッズ3.5倍の1番人気に支持されたのは、休み明けを一度使われ、さらなる良化が期待されたクロミナンス(牡8・尾関厩舎)でした。
昨年の日経賞、アルゼンチン共和国杯でGⅡ・2度の2着という確かな実績は多くの競馬ファンを惹きつけ、彼の勝利を信じていました。
ルメール渾身の騎乗も…直線で阻まれたフルスピード
鞍上には名手C.ルメール騎手。レースはスタートから落ち着いたペースで進み、ルメール騎手はクロミナンスをそつなく中団のインコースへと導きます。
勝負どころでも焦らず、虎視眈々とチャンスをうかがい、直線ではインの経済コースを選択。ここまでは完璧なレース運びに見えました。
しかし、スムーズに伸びる勝ち馬に対し、クロミナンスは馬群の壁に阻まれ、フルスピードを発揮できない場面が度々あったのです。
ルメールが明かす敗因「広いスペースがなかったので」
ゴール前、必死に追い込んだものの、惜しくもハナ差の3着という悔しい結果に。
レース後、ルメール騎手は悔しさをにじませながらこう語りました。
「残念でした。今日はペースが遅かったですね。直線までの手応えは良かったのですが、最後広いスペースがなかったので。
差を詰めてくれていますが、仕方ないですね」
ルメール騎手は、スローペースと、勝負どころで十分な進路を確保できなかったことが、今回の惜敗に繋がったと分析しました。
次走への期待!「スペースがあれば…」の悔しさをバネに
わずかな差で勝利を逃したクロミナンス。もし直線でスムーズに進路を確保できていれば、結果は大きく違ったかもしれません。
しかし、8歳という年齢ながらGⅡで上位争いを演じた彼の底力は、多くのファンに感動を与えました。
今回の悔しさをバネに、次走での巻き返しに期待が高まります。
「広いスペース」さえあれば、あの末脚は再び輝きを放つはずです!
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