エナジック、激戦制し春の沖縄王者に!興南との延長戦を制し、夏の甲子園へ向け勢い
沖縄県高校野球連盟主催、琉球新報社共催の第73回県春季大会が8日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で決勝を行い、エナジックスポーツが興南を延長タイブレークの末に3-2で破り、2年ぶり2度目の優勝を果たしました。ノーシードから勝ち上がってきた興南との激戦を制し、エナジックは夏の甲子園出場に向けて大きく前進しました。
序盤は投手戦、互いに譲らず緊迫した展開
試合序盤は、両チームの先発投手が見事な投球を見せ、1点を争う接戦となりました。興南の先発・後藤葵季投手は、キレのあるスライダーを武器に奪三振を重ね、5回まで1安打に抑える好投。対するエナジックの先発・花田琉空投手も、緩急をつけた投球で興南打線を封じ込め、要所を締めました。
興南が先制、エナジックは粘り強く追いつく
均衡を破ったのは興南でした。5回裏、エナジックの2番手・大城勇太投手を攻め、四球と送りバントでツーアウト2塁のチャンスを作ると、上野隼選手が右中間へタイムリーを放ち、1点を先制します。しかし、エナジックもすぐに反撃。6回表、ワンアウト2塁で2年の玉城成琉選手が鋭い打球でレフト前にはじき返し、同点に追いつきました。
延長タイブレークでエナジックが劇的なサヨナラ勝利
互いに譲らず、試合は延長タイブレークへ突入。先攻のエナジックはノーアウト満塁のチャンスを得ると、宮城萌選手が放った打球がレフト大城寛泉選手の前に上がり、大城選手が飛び込んで捕球。しかし、その間に3塁ランナーの富盛恭太選手が本塁に突入し、劇的なサヨナラ点を奪いました。その後、エナジックは代わったピッチャーの川崎大翔投手が140キロ台の速球で興南打線を抑え込み、ゲームセット。
夏の甲子園へ向け、沖縄尚学との激戦が待つ
優勝したエナジックは、12日に夏の第1シードをかけて、センバツ甲子園出場の沖縄尚学と対戦します。春の沖縄王者を獲得した勢いを夏の甲子園出場に繋げられるか、注目が集まります。