Key最新作『anemoi』レビュー!ポストアポカリプスな世界で紡がれる、心温まる人間ドラマ
人気ブランドKeyが贈る最新作『anemoi』が4月24日に発売!都会を離れ、北の大地にある「風の町」を舞台に、過酷な世界を生き抜く人々の物語が展開されます。本記事では、先行プレイレポートを基に、本作の魅力を徹底的にご紹介します。
Keyが贈る、約8年ぶりのフルプライス新作
アニメ化もされた『CLANNAD』やスマートフォン向けアプリ『ヘブンバーンズレッド』など、数々のヒット作で知られるKeyから贈られる『anemoi』。フルプライス作品としては2018年の『SummerPockets』以来、約8年ぶりの新作となります。キャッチコピーは「約束は、風のなかに―」。「風」をテーマに、どのような物語が紡がれていくのか、期待が高まります。
物語の舞台は、助け合いの心で生きる小さな田舎町
主人公速川麦と妹の速川六花は、北の大地を旅する途中、人口千人ほどの小さな田舎町「真澄町」に滞在することになります。町の人々は助け合いながら暮らしており、麦も旅の経験を生かして町の手伝いをします。そこで出会う人々は、それぞれユニークで魅力的なキャラクターばかり。
風車の修理に赴けば、空を飛ぶ少女総羽愛乃と出会い、町中では真澄町唯一の郵便屋を目指す白渡小詠と出会います。夜には天文台で、美しいものだけを集めた「美地図」を作っている淡雪陽彩と出会うことも。妹の六花も、兄の嫁候補を採点するほど、ヒロインたちに心からリスペクトを抱いています。
穏やかな日常の裏に隠された、10年前の災害の影
真澄町での日々は、明るいコメディタッチで進んでいきます。しかし、物語が進むにつれて、10年前にこの世界で発生した地球規模の大災害の影が明らかになっていきます。災害によって多くの人々が犠牲になり、電子機器や交通網は破壊され、異常気象や自然災害が頻発するようになったのです。
登場人物たちは、それぞれ心の傷を抱えながらも、寄り添い合い、前を向いて日々を力強く生きています。過酷な状況でも希望を捨てない、そんな人々の姿に胸を打たれることでしょう。
選択肢によって変化する物語と、魅力的なヒロインたち
本作は、プレイヤーの選択によって物語が分岐していきます。ヒロインたちの背景に迫りながら、それぞれのChapterへと進んでいくことで、物語の結末は大きく変化します。個性豊かなヒロインたちとの交流を通して、「幸せになって欲しい」という気持ちが芽生えるはずです。
特に、自己肯定感の高い淡雪陽彩は、その独特な言動でプレイヤーを魅了すること間違いなし。主人公の麦も、物語の中で成長を遂げていきます。
まとめ:Keyの「らしさ」が詰まった、心温まる作品
『anemoi』は、Keyブランドのファンはもちろん、初めてKey作品に触れる人にもオススメできる作品です。「みんな幸せになって欲しい」という温かい気持ち、そして「不思議さ」が詰まった本作は、きっとあなたの心を掴むでしょう。ぜひ、プレイして、真澄町の人々との出会いを楽しんでください。