日経平均、228円高で終了も歪みは隠せず!指数をけん引した「たった一社」とは?【5月1日】
5月1日の日経平均株価は、ゴールデンウィーク(GW)を前に調整売りも出る中、前日のアメリカ株高や主力企業の好決算を背景に、228.20円高の59,513.12円で取引を終えました。しかし、その裏では市場の歪みが鮮明に現れており、注目を集めています。
値上がり銘柄は半数以下!市場の現状とは?
日経平均構成銘柄の騰落数を見ると、値上がりは103銘柄に対し、値下がりは121銘柄と、値下がり銘柄が過半数を占める結果となりました。全体としては、積極的な買い意欲は乏しい状況だったと言えるでしょう。
指数を307円押し上げた「救世主」
そんな中、日経平均株価の反転を決定づけたのは、前日に好決算を発表した東京エレクトロン〈8035〉でした。同社一社だけで307.73円も指数を押し上げ、3営業日ぶりの反転に大きく貢献したのです。まさに、今回の相場を支えたと言っても過言ではありません。
寄与度ランキング
日経平均株価の寄与度上位は以下の通りです。
- 1位:東京エレクトロン〈8035〉
- 2位:ソフトバンクグループ〈9984〉
- 3位:豊田通商〈8015〉
- 4位:住友商事〈8053〉
- 5位:ダイキン工業〈6367〉
一方、寄与度下位は以下の銘柄となりました。
- 1位:アドバンテスト〈6857〉
- 2位:TDK〈6762〉
- 3位:ファーストリテイリング〈9983〉
- 4位:フジクラ〈5803〉
- 5位:キオクシアホールディングス〈285A〉
その他の市場動向
東証プライム市場の売買高は23億1,200万株、売買代金は7兆6,841.42億円でした。業種別では、空運業、卸売業、陸運業、情報・通信業、金属製品などが上昇した一方、精密機器、非鉄金属、証券業、保険業、ゴム製品などが下落しました。
注目銘柄の騰落
個別銘柄の値上がり上位は、以下の通りです。
- 1位:ティラド〈7236〉+3,490円(+31.41%)
- 2位:TOTO〈5332〉+1,000円(+18.43%)
- 3位:住友商事〈8053〉+1,000円(+17.12%)
値下がり上位は以下の通りです。
- 1位:エンプラス〈6961〉-4,000円(-23.38%)
- 2位:ブイキューブ〈3681〉-8円(-17.02%)
- 3位:有沢製作所〈5208〉-446円(-16.38%)
年初来高値を更新した銘柄は39銘柄、年初来安値を更新した銘柄は191銘柄でした。
今回の市場は、東京エレクトロンの好決算に支えられたものの、全体としては慎重なムードが漂っています。今後の相場動向に注目が集まります。