東北・北海道、週末は警報級の大雪・大雨に警戒!復旧作業は万全な対策を
12月14日(日)~15日(月)にかけて、東北地方と北海道では警報級の大雪や大雨となる恐れがあります。12月8日に発生した地震の後発地震への注意も継続されており、週末の悪天候と相まって、厳しい状況が予想されます。
12月12日発生の地震と津波注意報
12月12日(金)午前11時44分頃、青森県東方沖を震源とする地震が発生しました。この地震は、12月8日に発生した地震の活動域で発生し、青森県、岩手県、北海道などで震度4を観測しました。気象庁は津波注意報を発表し、一部自治体では避難指示も出されましたが、その後、津波注意報は解除されています。しかし、引き続き北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表されており、備えが必要です。
13日(土)は復旧作業のチャンス!安全第一で
13日(土)は、朝にかけて雪が降るものの、昼からは雪がやみ、日差しが届く時間もあるでしょう。このため、地震で被害を受けた場所の復旧作業を行うには適した日となりそうです。ただし、安全確認を徹底し、屋根からの落雪には特に注意してください。2人以上で作業を行い、地震にも注意しながら進めましょう。
朝は氷点下の冷え込みとなり、道が凍結している可能性もあります。滑り止めのついた靴を履いたり、小さな歩幅で歩くなど、転倒に注意してください。日中も気温は上がらず、真冬のような寒さとなるため、暖かい服装で作業を行い、こまめな水分補給を心がけましょう。
14日(日)~15日(月)は「大荒れ」!外出は極力控えましょう
14日(日)と15日(月)は、急速に発達する低気圧の影響により、東北と北海道は大荒れの天気となるでしょう。東北では14日(日)の夜から雪が降り始め、平地では雨に変わる可能性もあります。北海道では昼前に雪が降り出し、大雪や猛ふぶきとなるでしょう。15日(月)も引き続き、大雪や大雨、暴風に警戒が必要です。
強風により、地震で割れてしまったものや壊れてしまったものが飛ばされたり倒れてしまう危険性があります。13日(土)のうちに、片付けをしておきましょう。
避難に備えて!冬の寒さ対策を万全に
避難が必要になった場合に備え、厚手の上着や毛布を用意しておきましょう。マフラーやタオルを首に巻く、カイロを尾てい骨に貼るなど、体温調節をしっかり行いましょう。熱いお湯を用意できる場合は、水と1:1で混ぜたものをタオルで巻いたペットボトルを脇の下に挟むと効果的です。非常用の持ち出し袋に加え、冬の避難に備えてカイロなども用意しておくと安心です。
最新の気象情報や地震情報を確認し、安全を最優先に行動してください。気象庁のホームページ(
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