横山裕、2025年を駆け抜けた一年と『絶対零度』で見せる信頼の顔

沢口靖子主演の月9ドラマ『絶対零度～情報犯罪緊急捜査～』（フジテレビ系）が12月15日に最終回を迎え、その中で唯一全シリーズに出演している横山裕さんの活躍が注目を集めています。2025年は、ソロ活動からチャリティーイベントまで精力的に活動し、まさに“横山裕イヤー”と言える一年でした。

『絶対零度』で見せる山内徹の存在感

本作で横山さんは、高度な情報犯罪を扱う捜査チーム・DICTの山内徹を演じます。冷静な判断力と鋭い直感でチームを支える山内は、過去の組織での経験も活かし、事件解決に貢献。特に、かつての同僚や先輩との人脈を駆使する姿や、桜木泉（上戸彩）との繋がりが描かれ、長年のファンを喜ばせています。

冷静に見えながらも行動力のある山内と、沢口靖子さん演じる二宮奈美のコンビは、視聴者からも高い評価を得ています。チームワークを重視し、誰かを信じて支える山内の姿は、横山さん自身の人間性とも重なるようです。

“横山裕イヤー”を振り返る

2025年5月9日の44歳の誕生日に合わせて1年間限定のプロジェクトをスタートさせた横山さん。ソロアルバムのリリース、全国11都市を巡るソロライブツアー、そして『24時間テレビ』（日本テレビ系）での105kmチャリティーランと、目まぐるしいスケジュールをこなしました。

さらに、ファンイベント「横山裕のBBQ」、元メンバー渋谷すばるさんとの対バンライブ「横山裕×渋谷すばる」、大阪万博での「横山万博」など、多岐にわたる活動を展開。11月にはSUPEREIGHTの横山としてステージに立つなど、その精力的な活動は「横山裕が複数人いるのでは？」と疑ってしまうほどでした。

『24時間テレビ』で見えた横山裕の人柄

『24時間テレビ』では、横山さんの複雑な生い立ちや家族への愛情、そして苦境にある子どもたちへの想いが明かされ、多くの感動を呼びました。「横山万博」では、交通機関の乱れで本人が欠席するというトラブルに見舞われましたが、後輩たちのフォローや横山さん自身のテレビ電話での参加で、会場は盛り上がりを見せました。

これらの活動を通して、横山さんが身近な人やファンに愛情を注ぎ、それ以上に多くの人から愛されていることが伝わってきました。

今後の活躍にも期待

2026年1月からは、松本まりかさん主演ドラマ『元科捜研の主婦』で初の父親役への挑戦も決定。演技を通して、さらに新たな魅力を引き出すことが期待されます。

『絶対零度』で見せる冷静さと優しさを兼ね備えた山内徹。その演技には、横山裕さん自身の人間性が反映されていると言えるでしょう。今後の活躍からも目が離せません。