陸自ヘリにレーザー照射!静岡上空で10分間…夜間訓練中に危険な行為
陸上自衛隊のヘリコプターが、静岡県上空でレーザー光を照射されるという重大なインシデントが発生しました。乗員にけがはありませんでしたが、航空機の安全を脅かす危険な行為として、陸上自衛隊は事態を深刻に受け止めています。
詳細:レーザー照射の状況
12月16日午後8時頃、陸上自衛隊第1ヘリコプター団所属の「CH―47JA」が、静岡県裾野市上空を飛行中に、約10分間にわたってレーザー光を照射されました。ヘリコプターは東富士演習場を離着陸する夜間飛行訓練を実施中でした。幸い、乗員5名にけがはなく、機体の損傷も確認されていません。
自衛隊のコメント
第1ヘリコプター団長の伊東佳哉陸将補は、「乗員や航空機の安全を脅かす危険な行為が発生したことは極めて遺憾。事案を深刻に受け止め、関係機関との連携など可能な対策を講じる」とコメントしています。航空機の安全確保に向けて、関係各所が連携して対応していく方針です。
レーザー照射の危険性
ヘリコプターにレーザー光を照射することは、パイロットの視覚を妨げ、操縦を困難にするなど、重大な事故につながる可能性があります。航空法では、航空機に対してレーザー光を照射する行為は禁止されており、違反した場合は処罰の対象となります。絶対にやめましょう。
今後の対策
陸上自衛隊は、今回のインシデントを受け、レーザー照射対策を強化するとともに、関係機関と連携し、再発防止に努めていくとしています。周辺地域への注意喚起や、レーザー照射に対する啓発活動なども検討される見込みです。
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