長崎平和公園、世界遺産を目指す!被爆の記憶を未来へ繋ぐ「長崎被爆エコミュージアム」構想が始動
長崎市の平和公園をユネスコの世界遺産に登録するための市民団体が設立されました。原爆の悲劇を伝えるとともに、世界平和を訴える長崎平和公園の価値を、世界に広く知ってもらうための動きです。
平和公園の世界遺産登録を目指す会が発足
平和公園は、1951年に原爆投下から6年後、原爆の実相を伝え、世界平和と文化交流を促進する総合公園として整備されました。この平和公園を中心に、原爆の爆心地や旧城山国民学校など、関連施設一帯を「長崎被爆エコミュージアム」として世界遺産登録を目指すのが、今回設立された市民団体「平和公園の世界遺産登録をすすめる会」の計画です。
ノーベル平和賞受賞が後押し?
同団体の池田毅代表(81歳)は、「日本被団協がノーベル平和賞を受賞したことで、長崎の平和運動や平和公園の価値は大きく変わってきた」と語り、世界遺産登録への機運が高まっていることを示唆しました。被爆者の声を世界に届け、平和への願いを共有することが、この取り組みの大きな目的です。
活動資金はクラウドファンディングで
世界遺産登録に向け、まずは来年以降の暫定リスト入りを目指します。そのため、活動資金をクラウドファンディングで募る予定です。多くの人々の支援を集め、長崎平和公園を世界遺産として後世に伝えていくことが期待されます。
長崎の平和へのメッセージを、世界へ発信するための第一歩。今後の活動に注目が集まります。
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