パトリック長男フェリペ、G大阪下部組織へ復帰!日本代表への道が開かれるか
Jリーグで活躍するブラジル人FWパトリック(38)の長男フェリペ(14)が、3年ぶりにG大阪の下部組織に復帰する方向であることが19日明らかになりました。将来の日本代表候補としても注目されるフェリペの決断は、父の夢を継ぎ、プロサッカー選手としての道を本格的に歩むための第一歩となるでしょう。
G大阪復帰の背景と期待
フェリペは、小学6年までG大阪の下部組織に所属していました。父パトリックの移籍に伴い、金沢のU-15チームに移籍しましたが、より高いレベルでプレーするため、古巣であるG大阪への復帰を決意しました。G大阪は、堂安律選手などを輩出した国内屈指の育成組織であり、フェリペの才能が開花する環境として最適です。
中学2年生のフェリペは、身長184cmという恵まれた体格に加え、スピードと技術も兼ね備えた将来有望な選手です。すでに14歳以下のナショナルトレセンメンバーに選出されており、実質的な年代別代表候補として注目されています。G大阪で実力を磨き、ユースを経て、数年以内にトップチームに飛び級で昇格する可能性も十分にあります。
パトリックの夢と家族の絆
パトリック自身も、かつて日本国籍取得と日本代表入りを目標にしていましたが、実現していません。しかし、息子のフェリペには「あなた(フェリペ)が日本代表でプレーするのを見ることが私の夢」と語っており、父から子へと夢が受け継がれています。
フェリペはブラジル生まれですが、1歳から日本で育ち、日本語も堪能です。周囲からは「ほぼ日本人」と言われるほど日本での生活に馴染んでいます。今後、日本国籍を取得すれば、日本代表への道がさらに開かれるでしょう。
家族の今後とパトリックの決断
パトリックは現在、金沢でJ3に挑戦していますが、来季の残留交渉中です。もし、関西圏外のクラブに移籍することになれば、息子とは離れて生活することになるかもしれません。しかし、妻のソニアさんが息子について大阪に戻る可能性もあり、家族3人による協力体制は今後も続くでしょう。
パトリックは、J1通算328試合101得点という輝かしい実績を持つベテラン選手です。金沢ではJ3で11得点を挙げ、健在ぶりを示しています。息子の成長を支えながら、自身のサッカー人生も全うしていく姿は、多くの人々に感動を与えるでしょう。
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