たくろうがM-1グランプリ2025で優勝!7年の歳月と「笑ってもらう」という正義が実を結ぶ
12月21日、漫才頂上決戦「M-1グランプリ2025」で、漫才コンビたくろうが優勝を果たしました。NSC大阪校出身のきむらバンドと赤木裕によるコンビは、過去最多となる1万1521組の挑戦者の中から、見事王者の座を手に入れました。
優勝会見での熱い想い
優勝会見で、きむらバンドは「王者と呼ばれることがまだしっくりこない」と、喜びを噛みしめる様子。赤木裕も「有働さんがホログラムに見えた」と、現実味が掴めない様子を語りました。
たくろうは、決勝に進むまでの道のりを振り返り、3回戦から決勝1本目のネタをずっと磨いてきたことを明かしました。2本目のネタについては、同期の翠星チークダンス木佐に相談し、過去の強いネタを選ぶことを勧められたものの、最終的には今日のネタに挑戦し、成功を収めました。
「笑ってもらう」という正義
漫才のスタイルについて、たくろうは「とにかく笑ってもらえるネタをしましょう」と語り、「一番の僕らの正義は笑ってもらえることだと腹をくくれた」と、漫才に対する強い想いを明かしました。準決勝に進出できない時期も長くありましたが、「来ていただく人に笑っていただく」という開き直りがあったことも、今回の優勝につながった要因の一つだと語っています。
7年間の道のりと今後の展望
優勝までの長い道のりについて、きむらバンドは「要る7年やった」と表現。その間、自分たちにとって大切なことを見つめ直してきたと語りました。賞レースでの結果を出すと東京進出を考える芸人さんも多い中、たくろうは「今、行かなきゃいつ行くんだ」という感覚がある一方で、同期のドーナツ・ピーナツとの絆も大切にしたいと語り、今後の活動については「いっぱい大人と相談します」と慎重な姿勢を見せていました。
ファイナルラウンド投票結果
審査員による投票結果は以下の通りです。たくろうは、中川家・礼二さん、海原ともこさん、アンタッチャブル柴田さん、笑い飯・哲夫さん、フットボールアワー後藤さん、ナイツ塙さん、ミルクボーイ駒場さん、博多大吉さんから支持を集め、圧倒的な強さを見せました。
- 中川家・礼二:たくろう
- 海原ともこ:たくろう
- アンタッチャブル柴田:たくろう
- 笑い飯・哲夫:たくろう
- フットボールアワー後藤:たくろう
- かまいたち山内:ドンデコルテ
- ナイツ塙:たくろう
- ミルクボーイ駒場:たくろう
- 博多大吉:たくろう
たくろうの優勝は、漫才界に新たな風を吹き込むとともに、多くの人々に感動と笑顔を届けました。今後の活躍に期待が高まります。
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