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ヤンマガ漫画家・鹿子さん、37歳で急逝…「満州アヘンスクワッド」の遺志を継ぎ物語完結へ

投稿日:2025年12月22日

『満州アヘンスクワッド』の作画担当として知られる漫画家・鹿子さんが、11月8日脈絡膜悪性黒色腫のため37歳の若さで亡くなられました。連載誌『週刊ヤングマガジン』編集部が12月22日に発表し、関係者からの追悼コメントが公開されました。

闘病生活と連載継続への強い意志

鹿子さんは以前から闘病生活を送られており、今年10月27日には作品の連載について「昨年末、他臓器への転移が確認され、これまでなんとか治療と連載を両立してきましたが、今回治療に専念するため不定期連載にさせて頂くという判断に至りました」と公表していました。それでも、作品への情熱を絶やさず、できる限り連載を続けようとする強い意志を示していました。

関係者からの追悼コメント

編集部は「『満州アヘンスクワッド』の漫画担当である鹿子先生が2024年11月8日に脈絡膜悪性黒色腫のためご逝去されました。37歳でした。鹿子先生の素晴らしいご活躍に感謝と敬意を表すると共に、心よりご冥福をお祈りいたします」と報告しました。また、原作者の門馬司先生や担当編集者からも、鹿子さんへの深い愛情と尊敬の念が込められた追悼コメントが寄せられています。

物語は完結へ…鹿子さんの想いを継いで

鹿子さんは生前、「自分の身に何かあった場合は代筆の方を立てて物語を完結させてほしい」という強い想いを編集部に伝えていました。編集部は、鹿子さんの遺志を継ぎ、代筆者を立てて『満州アヘンスクワッド』を完結させることを決定しました。今後の掲載については、『週刊ヤングマガジン』本誌および作品公式X(https://twitter.com/mansyu_ah)で告知される予定です。

『満州アヘンスクワッド』とは?

『満州アヘンスクワッド』は、昭和12年の満州を舞台に、兵士として戦地に赴いた主人公・日方勇の過酷な運命を描いた作品です。「満州で一番軽いものは、人の命だ」という印象的な言葉が示すように、戦争の残酷さや人間の業を描き出し、多くの読者を魅了してきました。コミックDAYSから週刊ヤングマガジンへ移籍して連載を再開し、その人気をさらに高めていました。

脈絡膜悪性黒色腫について

脈絡膜悪性黒色腫は、眼球内に発生する希少がんです。初期症状が少ないため発見が遅れることもありますが、進行すると視力低下や視野欠損などの症状が現れます。治療法は腫瘍の大きさや進行度合いによって異なり、放射線治療や眼球摘出などが検討されます。

門馬司先生のコメントでは、「もう鹿子先生の描く世界を見られない」という悲しみが率直に語られています。また、担当編集者からは、鹿子さんの才能と人柄に対する深い敬意と感謝の言葉が寄せられています。鹿子さんの才能と情熱は、多くの読者の心に深く刻まれ、その作品はこれからも語り継がれていくことでしょう。

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