マンガ家・鹿子さん、37歳で逝去「満州アヘンスクワッド」連載は継続へ
人気マンガ「満州アヘンスクワッド」の作画を担当していた鹿子さんが、11月8日に脈絡膜悪性黒色腫のため37歳で死去されました。講談社ヤングマガジン編集部が、作品の公式X(旧Twitter)で12月22日に発表しました。
「満州アヘンスクワッド」とは?
「満州アヘンスクワッド」は、原作を門馬司さん、作画を鹿子さんが担当し、2020年に連載を開始した作品です。現在の中国東北部にあたる満州国を舞台に、日本人の少年がアヘンの密造に手を染める姿を描き、その重厚なストーリーと魅力的なキャラクターで多くの読者を魅了してきました。単行本は既刊22巻を数えています。
鹿子さんの闘病と連載継続について
鹿子さんは今年10月に治療に専念するため、連載を不定期更新にすることを自身のXで公表していました。講談社ヤングマガジン編集部によると、別の作画担当を立てて、連載を継続する方針とのことです。鹿子さんの遺志を受け継ぎ、作品の世界観を広げていくことが期待されます。
朝日新聞の企画にも参加
鹿子さんは、今年度朝日新聞の満州アヘン企画にもイラストを提供しており、その才能を発揮していました。
鹿子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
コメント一覧
まだコメントはありません。
← トップに戻る