ヤクルト、村上宗隆抜後の長距離砲は?直近10年の30本塁打打者と期待の若手候補を徹底分析
シカゴ・ホワイトソックスへ移籍した村上宗隆選手。ヤクルトの長打ラインナップから、その大きな存在感を失った今、チームの未来を担うのは誰なのか。本記事では、直近10年間のヤクルトで30本塁打を記録した選手を振り返り、村上選手の後を継ぐ可能性を秘めた若手候補に焦点を当てます。
村上宗隆の抜けたヤクルト、直近10年の本塁打王は?
村上宗隆選手は、ヤクルト時代に3度の本塁打王に輝き、特に2022年には驚異的な56本塁打を記録しました。7年連続で20本塁打、4年連続で30本塁打をクリアするなど、長年にわたりチームの長打力を支えてきました。しかし、その村上選手がメジャーリーグへ挑戦することになり、ヤクルトの打線は大きな変化を迎えました。
直近10年間で村上選手を除き、シーズン30本塁打を放ったヤクルトの選手は、山田哲人選手とバレンティン選手の2人しかいません。山田選手は2021年に34本塁打を記録しましたが、その後は本塁打数が減少傾向にあります。バレンティン選手はすでにチームを退団しており、現在ヤクルトに30本塁打を量産できる選手はいません。
オスナ選手やサンタナ選手もクリーンアップを担っていましたが、自己最多本塁打数はオスナ選手の23本、サンタナ選手の19本にとどまります。今季二桁本塁打を記録したのは村上選手、オスナ選手、山田選手の3人だけ。村上選手の抜けた来季は、長打力の低下が懸念されます。
未来を担うのは誰?期待の長距離砲候補
そんな中、ヤクルトが注目する若手候補がいます。ファームで10本塁打を放ち、一軍でも1本の本塁打を放った澤井廉選手。そして、今季レギュラーとして活躍し、8本塁打を記録した内山壮真選手です。この2人が、来季は二桁本塁打を放ち、チームの長打力を補うことが期待されています。
村上選手の抜けた穴を埋めるのは容易ではありませんが、澤井選手や内山選手といった若手選手の成長が、ヤクルトの未来を左右するでしょう。攻撃面で“村上”の長打力を失った来季、新たな長距離砲の誕生に注目が集まります。
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