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H3ロケット、ついにみちびき5号機を打ち上げ成功!日本版GPSが進化、より正確な位置情報が手に入る未来へ

投稿日:2025年12月22日

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日午前10時51分、鹿児島県の種子島宇宙センターから、日本版GPSとも言える準天頂衛星「みちびき5号機」を搭載したH3ロケット8号機の打ち上げに成功しました。当初17日に予定されていた打ち上げは、地上設備の不具合により一度延期されましたが、迅速な対応により無事、再挑戦を成功させました。

みちびきとは?私たちの生活をどう変える?

みちびきは、衛星から送られる電波を使って、スマートフォンカーナビなどで現在位置を正確に把握できるシステムです。2018年から4機体制で運用が開始され、アメリカのGPSなどを補完することで、より安定した位置情報を提供してきました。特に、電波が届きにくい都市部山間部での精度向上に貢献しています。

なぜ7機体制を目指す?

政府は、他国に依存しない自立した位置情報サービスを実現するため、みちびきの衛星数を7機体制に増強する計画を進めています。今年2月には6号機が先行して打ち上げられており、今回の5号機の打ち上げで6機体制が確立しました。来年2月には7機体制が完成予定です。

未来の展望:11機体制でさらに広がるサービス

みちびきは、アジア・オセアニア地域を中心にサービスを提供していますが、将来的にはカバー範囲をさらに拡大する予定です。また、一部の衛星が故障した場合でもサービスを継続できるよう、最終的には11機体制にする計画もあります。これにより、より多くの人々が、より正確で信頼性の高い位置情報サービスを利用できるようになるでしょう。

打ち上げ延期からの復活劇

今回の打ち上げは、当初17日に予定されていましたが、発射直前に地上設備の不具合が発覚し、カウントダウンが中止されました。JAXAは原因を設備の操作ミスと特定し、迅速に復旧作業を行い、今回の再挑戦に臨みました。この粘り強い姿勢が、今回の成功につながりました。

みちびきの進化は、私たちの生活をより便利で安全にするだけでなく、自動運転ドローンなどの新しい技術の発展にも不可欠です。今後の展開に期待しましょう。

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