「べらぼう」最終回、横浜流星演じる蔦重の波乱万丈な人生に幕!衝撃のラストシーンに反響
NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」が14日、最終回を迎えました。横浜流星さんが演じる主人公・蔦重の波乱万丈な人生を締めくくる、衝撃的なラストシーンが話題を呼んでいます。
蔦重、最期は「へっ?」と…仲間たちとの温かい別れ
最終回では、店を再開した蔦重が写楽絵を世に送り出し、和学の分野にも進出するなど精力的に活動する姿が描かれました。しかし、脚気の病に倒れてしまう蔦重。橋本愛さん演じる妻・ていをはじめ、染谷将太さん演じる歌麿ら仲間たちが心配する中、病と闘いながらも作品を作り続け、世を耕し続けます。
そして、蔦重は不思議な夢を見ます。多くの仲間たち、吉原の“家族”たち、そしてていの腕に抱かれながら、息絶えそうな蔦重に仲間たちが「俺たちは屁だ!あ、それ!へっ!へっ!へっ!」と大合唱。大騒ぎの中、蔦重は「拍子木(の音が)…聞こえねえんだけど」と声を絞り出し、その声を聞いた瞬間、周囲の動きと掛け声がピタッと止まり…「へっ?」という予想外のセリフで幕を閉じました。
死を前にしてもユーモアを忘れず…蔦重らしい最期
通夜や戒名の準備を進めるていにクスリと笑いかける蔦重。ていの「雨の日も風の日も、戯けきられたこと…日の本一のべらぼうにございました」という言葉に、生気を失いながらも嬉しそうな表情を見せました。夢の中では綾瀬はるかさん演じる九郎助稲荷とズッコケ漫才を繰り広げるなど、死期を悟りながらもユーモアを忘れず、多くの仲間たちに囲まれて旅立っていきました。
大河絵巻も完結!石井道子さんの連載に惜しみない声
最終回の大河絵は、蔦重のさまざまな思いを胸に秘めた表情と、頭の中を駆け巡ったであろう仲間たちを、イラストレーター石井道子さんが描き下ろしました。石井さんの描く「べらぼう絵巻」は、今年で4作品5作目となる連載を締めくくり、総集編となる「べらぼうデー」が29日に放送されます。
今年1年間、「べらぼう」の艶やかな世界観と個性的なキャラクターたちを彩ってきた石井さんの大河絵巻。その完成度の高さに、多くのファンから惜しみない声が寄せられています。
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