米ブラックフライデー、若者向けブランドに客集中!高インフレでも人気沸騰の理由とは?
今年の米ブラックフライデーは、厳しい寒さと高インフレの影響を受けながらも、一部の小売店で活況を呈しました。特に注目を集めたのは、10代を中心に人気を集める若者向けブランドです。香水やボディウォッシュ、スウェットシャツなどの商品が、消費者の心を掴んでいます。
ティーンに大人気!混雑ぶりを見せたブランド
28日、全米の都市で最も混雑していたのは、レディースファッションの「アディクテッド」、アクセサリーの「ケンドラ・スコット」、フレグランスの「バスアンドボディワークス」など、ティーンに人気のブランドでした。これらのブランドは、割引率がそれほど高くなくても、多くの顧客を引きつけています。
ミズーリ州からニューヨーク市を訪れたキャシー・マクファーランドさんは、30%引きセールを実施していたアディクテッドの店舗に足を運びました。ブランド名は知らなかったものの、孫娘のリクエストで来店したそうです。フロリダ州では、ジェナ・ガットマンさんが13歳になる娘の誕生日にアディクテッドを訪れました。シカゴの自宅近くには店舗がないため、ブラックフライデーを利用して来店したとのことです。
TikTok人気も後押し!若者ブランドの存在感
ヨガウェアの「アローヨガ」やレディースファッションの「ブランディーメルビル」など、若い層に支持されるブランドも賑わいを見せていました。特に、動画投稿アプリ「TikTok」で人気を集めているブランドは、その影響力を発揮し、ブラックフライデーでの存在感を高めました。
「刺激が強すぎる!」初めてのブラックフライデーに興奮
アイオワ州ウェストデモインのショッピングモール「ジョーダンクリーク・タウンセンター」では、ケンドラ・スコットの店舗に入るための列に、13歳のゾーイ・スリックさんと16歳のバークレー・スリックさんの姉妹が並んでいました。ブラックフライデーでの買い物は初めてという2人は、混雑するモールを見回しながら、興奮した様子で「刺激が強すぎる」と語りました。
目玉セールで大混雑!バスアンドボディワークスの人気
バージニア州ニューポートニューズのバスアンドボディワークス店舗では、「3点買うと4点無料」という目玉セールを実施し、大混雑となりました。来店客は横向きにならないと前に進めないほどだったそうです。お得なセールを求めて、多くの人が店舗に詰めかけました。
一方で、ラルフローレンやコーチといった高価格帯のブランドに対しては、割引が小さいと失望する声もありました。消費者のニーズは多様化しており、ブランドによってセールへの反応が異なっていることがわかります。
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