冬至にゆず湯!風邪予防だけじゃない、ゆずの驚くべき栄養と効能を管理栄養士が徹底解説
冬至の風習といえば、ゆず湯に入るのが定番ですよね。でも、ゆず湯にはただ体を温めるだけじゃない、実はすごい効能があるんです!忘年会シーズンに嬉しい、二日酔い対策にも効果的なゆずの栄養と、手軽にゆずを取り入れる方法を管理栄養士がわかりやすく解説します。
ゆずの栄養価とパワー
ゆずには、カリウム、ビタミンC、クエン酸がたっぷり含まれています。特に、ゆずの皮にはビタミンCが豊富で、抗酸化作用が期待できるんです。風邪予防はもちろん、疲労回復や美肌効果も!
さらに、ゆずにはヘスペリジンというポリフェノールも含まれていて、血管を丈夫にしたり、血流を良くする働きがあると言われています。だから、冬至にゆず湯に入るのは、体を温めて風邪を予防するだけでなく、健康を維持するためにも効果的なんです。
そして、ゆずの香りの成分であるリモネンは、血行を促進し、リラックス効果をもたらすα波を放出させると言われています。日頃のストレスを解消したい時にも、ゆずの香りはおすすめです。
忘年会シーズンに嬉しい!ゆずは二日酔いにも効果的?
忘年会シーズン、お酒を飲む機会が増えるこの時期、ゆずは特に頼りになります。ゆずには、アルコールの分解を助ける働きや、食欲を増進させる効果があると考えられています。
肝臓の機能を助けることで、吐き気や胃もたれといった二日酔いの症状を緩和するのに役立ちます。また、リモネンの香りによるリラックス効果で気持ち悪さを軽減したり、クエン酸の酸味が胃腸での消化を助けるため、吐き気による食欲不振を和らげる効果も期待できます。
手軽にゆずを取り入れる方法
冬至前になるとスーパーにゆずが並びますが、産地によっては一年中手に入らないことも。そんな時は、ゆずジャムやゆず茶を活用するのがおすすめです。熱処理されているため、ビタミン類の損失は多少ありますが、皮ごと刻まれているものが多く、ヘスペリジンやリモネンの効能はしっかり感じられます。
二日酔いの朝には、温かいゆず茶を飲むのがおすすめです。食欲がない時はヨーグルトに混ぜたり、ミネラルウォーターに溶かしてフレーバー水として持ち歩けば、水分補給にもなります。
新鮮なゆずの選び方
ビタミンCやクエン酸の効能をしっかり感じたい場合は、新鮮な生のゆずを選びましょう。ポイントは、
- 皮の色が均一で黄色いもの
- ブヨブヨしておらず、ハリがあるもの
- 香りの良いもの
- ヘタの切り口が茶色くなっていないもの(まだ緑色が残っているものがおすすめ)
まとめ
普段はあまり使わないゆずですが、冬至をきっかけにその効能を知ることで、ゆず風呂だけでなく、風邪予防や二日酔いの緩和など、様々なことに活用できます。ぜひ、この冬はゆずを積極的に取り入れて、健康的な毎日を送りましょう!
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