サンライズアース、有馬記念回避…屈腱炎発症で長期リハビリへ

競馬界に衝撃が走りました。今年の活躍が期待されていたサンライズアース（牡4）が、右前脚の屈腱炎を発症し、12月28日に行われるGⅠ有馬記念（中山芝内2500m）への出走を回避することが23日、明らかになりました。

屈腱炎とは？

屈腱炎は、馬の脚にある腱が炎症を起こす病気です。重症化すると、レースへの出走が困難になることもあり、サンライズアースのような活躍馬にとっては非常に深刻な問題です。

石坂調教師のコメント

管理する石坂調教師は「右前の屈腱炎です。日曜（21日）に発覚し、リハビリ計画を立てるために発表が遅れました。9か月以上、場合によっては1年の休養が必要となる見込みです。残念ですが、仕方ありません。厩舎スタッフは、サンライズペガサスのように復活させられるよう、全力を尽くします」とコメントしました。サンライズペガサスは、屈腱炎からの復活を遂げた名馬であり、そのように再び輝けることを願う声が上がっています。

繰り上がり出走のエキサイトバイオ

サンライズアースの回避により、繰り上がりでエキサイトバイオ（牡3・今野）が出走できることになりました。エキサイトバイオにとっては、GⅠレースへの貴重なチャンスとなります。

今後のサンライズアース

サンライズアースのファンにとっては、非常に残念なニュースとなりましたが、長期的なリハビリを通して、再びコースでその姿を見られることを期待しましょう。屈腱炎からの復活は決して容易ではありませんが、関係者の献身的なサポートがあれば、きっとまた力強い走りを見せてくれるはずです。