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SNSで知り合った女性から「高利回り」と誘われ…福井県で1770万円詐欺被害!

投稿日:2025年12月23日

SNSを通じて知り合った女性を装った詐欺グループによる被害が、福井県内で発生しました。60代の男性が、約1770万円もの大金をだまし取られるという痛ましい事件です。今回は、この事件の詳細と、同様の被害に遭わないための注意点について解説します。

事件の概要:100万円が1770万円に…巧妙な手口

福井南警察署によると、今年10月から11月にかけて、県内に住む60代男性がSNSで知り合った女性から「100万円の元本で8万円から12万円の純利益が得られる」という名目で、外国為替の取引を持ちかけられました。男性は、指定された口座や暗号資産アドレスに、現金100万円と約1670万円相当の暗号資産を振り込んでしまったのです。

警察は、この事件をSNS型ロマンス詐欺とみて捜査を進めています。被害に遭われた男性は、SNSでの出会いからわずか数ヶ月で、人生を左右するほどの大きな金額を失ってしまいました。

福井県内の詐欺被害は増加傾向

福井県警によれば、今年1月から11月末までに発生した「SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺」と「特殊詐欺」の被害額は、11億円余りに上り、すでに昨年1年間の被害額を超えています。詐欺の手口は巧妙化の一途をたどり、県内でも被害が深刻化しています。

詐欺に遭わないための注意点:3つのポイント

県警は、以下の3つのポイントを呼びかけています。

1.一度も会ったことのない人を信用しない:SNSでの出会いは、相手の素性が分からないため、特に注意が必要です。相手がどんな人物なのか、慎重に見極めるようにしましょう。

2.甘い言葉、うまい話には気を付ける:「簡単に儲かる」「絶対に儲かる」といった甘い言葉や、うまい話には裏があると考えましょう。高利回りを謳う投資話には、特に警戒が必要です。

3.「暗号資産を送れ」は怪しい:暗号資産は、一度送金してしまうと取り戻すのが非常に困難です。「暗号資産を送れ」という指示には、絶対に従わないようにしましょう。少しでも不審に思ったら、すぐに警察に相談することが大切です。

今回の事件は、SNSでの出会いが必ずしも安全とは限らないことを改めて示しています。詐欺の手口は日々巧妙化しており、常に最新の情報に注意し、警戒心を高く持つことが重要です。もし、少しでも怪しいと感じたら、一人で悩まずに、最寄りの警察署や相談窓口に相談してください。

福井テレビニュース

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