年末年始に急増!「カニカニ詐欺」手口と対策を徹底解説!
年末年始を狙った悪質な詐欺「カニカニ詐欺」が急増しています。お得なカニのセットを装い、スカスカのカニを送りつけたり、高額な請求をしたりする手口に注意が必要です。今回は、カニカニ詐欺の手口や被害事例、そして対策について詳しく解説します。
カニカニ詐欺とは?巧妙な手口をチェック!
カニカニ詐欺は、電話やSMSで「以前カニを購入していただいたお客様です」などと声をかけ、特別価格でカニを販売する詐欺です。4Lや5Lサイズの大きなカニで、身がぎっしり詰まっていると謳い、お得感を煽ります。しかし、実際に届いたカニはスカスカで、値段に見合わない粗悪品であることがほとんどです。また、代引きで送りつけ、断りにくい状況を作り出す手口も。
ある女性は、少し訛りのある、たどたどしい話し方で「本当においしいから食べてほしい」と訴える相手に、漁師さんのような印象を受け、つい注文しそうになったとのこと。相手の饒舌なトークや朴訥とした話し方に、警戒心を解かれてしまうケースも多いようです。
相談件数は増加傾向!国民生活センターが警告
国民生活センターによると、海産物の電話勧誘販売や送り付けトラブルの相談件数は、2021年度に前年の2倍以上の5205件に増加しました。コロナ禍が落ち着いた現在も、相談件数は再び増加傾向にあります。カニだけでなく、シャケやホタテ、ホッケなどが入った詰め合わせを勧誘するケースも報告されています。
同センターの担当者は「届いた海産物の中身がスカスカだったという相談もあります。不要だと思ったときは、きっぱり断ることが重要です」と警告しています。
カニカニ詐欺に遭わないための対策
カニカニ詐欺に遭わないためには、以下の点に注意しましょう。
- 知らない番号からの電話には出ない
- 「以前購入した」などの言葉に安易に信用しない
- 会社名を名乗らない、または曖昧な会社には警戒する
- 不審な勧誘にはきっぱりと断る
- 代引きでの注文は避ける
- 少しでも怪しいと思ったら、国民生活センターに相談する
国民生活センターの相談窓口:
年末年始は、詐欺が多発しやすい時期です。冷静な判断を心がけ、被害に遭わないように注意しましょう。
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