クリスマスケーキも値上がり!物価高に悩む?節約を楽しむ?2023年クリスマス事情
今年も残すところあとわずか。街にはクリスマスソングが流れ、心躍るクリスマスシーズンですが、今年のクリスマスは物価高の影響を避けることができません。クリスマスケーキの値上がりや、消費者の節約志向など、気になる今年のクリスマス事情をまとめました。
クリスマスケーキの平均価格は高騰
帝国データバンクの調査によると、ホールケーキの平均価格は年々上昇傾向にあります。特に、直径15cmの5号サイズのクリスマスケーキは、2021年から約900円も値上がりし、4740円となっています。
この背景には、原材料価格の高騰が挙げられます。イチゴは昨年と比較して10%~30%、卵は20%、生クリームは10%、チョコレートに至っては35%も値上がりしています。各店舗もこの影響を受け、価格設定に苦慮している状況です。
節約志向の高まり?割安ケーキや手作りケーキも人気
物価高を受け、消費者の間でも節約志向が高まっています。クリスマスケーキも例外ではなく、「今年は少し質素にしよう」「手作りしよう」という声が聞かれます。
そんな中、千歳市の菓子メーカー「もりもと」は、「クリスマスキャロル」という割安なクリスマスケーキを販売しています。スポンジの間にイチゴではなくイチゴのジュレを挟むことで、価格を抑えつつイチゴの風味を楽しむことができると人気を集めています。5号サイズで、通常のケーキよりも約650円安く購入できます。
街の声:「パーッと使う派?」「家庭料理を楽しむ派?」
街でアンケートを取ってみると、様々な意見が出てきました。
20代女性:「イベントはパーッと使おうと思って、あまり気にしないようにしています。でも、やっぱり気になりますね。」
20代女性:「ケーキを毎年買っていたんですけど、高いので今年は作ろうという話になっています。」
40代男性:「クリスマスは基本的に家で手作りするんです。外食ではなくて、家でやる感じ。ケーキもけっこう高いじゃないですか。」
40代女性:「華やかではなく、ちょっと質素にやろうかなと思っています。」
物価高騰の影響を受け、今年のクリスマスは、「パーッと使う」という人もいれば、「家庭料理を楽しむ」という人もいるようです。それぞれの家庭で、工夫を凝らしたクリスマスを過ごすことが求められています。
聖なる夜も物価高の影響は避けられませんが、大切な人たちと過ごす時間は、どんな時もかけがえのないものです。今年のクリスマスは、節約を意識しながらも、心温まる素敵なクリスマスにしましょう。
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