物価高でも諦めない!工夫凝らしたクリスマスケーキ、札幌のケーキ店に人気
12月24日クリスマスイブ。札幌市内のケーキ店では、物価高騰の影響を受けながらも、工夫を凝らしたクリスマスケーキが続々と登場し、多くの人で賑わっています。
イチゴの代わりにベリージュレ!価格を抑えたケーキも
札幌市東区の菓子店では、定番の「いちごのクリスマスデコレーション」に加え、イチゴの代わりに甘酸っぱいベリージュレをサンドしたケーキが人気を集めています。こちらは、デコレーションケーキと比べて650円価格を抑え、少しでも多くの人にクリスマスケーキを楽しんでもらおうという試みです。
店員さんは「ニーズに合わせて2種類のケーキをご用意しました」と語り、材料費の値上がりを細かい工夫で乗り越えようとしています。
カットケーキの需要増加!品質を維持しながら値上げ
一方、札幌市北区のケーキ店では、カットケーキの需要が高まっています。ホールケーキよりも色々な種類を少しずつ楽しめるのが魅力で、特に若い世代に人気です。
しかし、物価高の影響で、店はケーキの価格を1割ほど値上げせざるを得ませんでした。それでも、ケーキのクオリティはできるだけ落としたくないという思いから、価格を維持しながら、様々な種類のイチゴを市場で安く購入し、形の良いものはデコレーションに、そうでないものはケーキの中にサンドするなど、工夫を重ねています。
変わらぬ美味しさでクリスマスを彩る
アーモンド生地にカスタードクリームとバターを合わせ、たっぷりのイチゴをサンドしたケーキは、クリームの甘さとイチゴの酸味が絶妙なバランスで、多くの人を魅了しています。
店側は「クリスマス限定のケーキがありますので、ぜひ食べていただいて、楽しいクリスマスをお過ごしいただければと思います」と呼びかけ、物価高騰の中でも、変わらぬ美味しさでクリスマスの食卓を彩ろうとしています。
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