北海道、クリスマス目前は雨の可能性大!路面凍結に警戒、移動予定は要チェック
北海道では、クリスマス目前の天気が大きく変化する見込みです。現在、札幌では過去10年で最多となる雪道での転倒者が発生しており、足元に十分な注意が必要です。UHB北海道文化放送の菅井貴子気象予報士によると、今週は路面状況が複雑に変化するため、警戒を怠らないようにしましょう。
札幌の路面状況と転倒者数
先週降った湿り雪が寒さで凍りつき、札幌の路面は非常に滑りやすい状態です。今シーズンすでに750人もの転倒者が発生し、搬送されています。日ごとに路面状況が変化するため、歩行や運転の際は細心の注意を払いましょう。
今日の気温と今後の天気
きょう22日(火)の朝は放射冷却で冷え込み、遠軽町生田原では-21.1℃を記録しました。札幌も-6.8℃と今シーズン一番の寒さでした。しかし、23日(水)はプラス気温となり、日中は南風が吹いて寒さが緩むでしょう。札幌や函館では最高気温が7℃と、11月並みの暖かさになる見込みです。
ただし、全道的に天気が崩れやすくなり、降るのは雪ではなく雨になる可能性が高いです。クリスマス・イブは傘が必要となりそうです。
10日間の天気予報と注意点
25日(木)もプラス気温の場所が多く、日本海側やオホーツク海側では湿り雪が降るでしょう。26日(金)~27日(土)は冬型の気圧配置となり、強い寒気が流れ込み、日本海側を中心に大雪や吹雪のおそれがあります。仕事納めの挨拶周りや、帰省、旅行などで移動を予定している方は、交通機関への影響に注意が必要です。
28日(日)の朝は再び冷え込むため、家を空ける場合は水道管凍結対策を忘れずに行いましょう。来週も全道的に気温が高く、湿り雪が降る日が多くなる見込みです。
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