「勝ちたいので」40歳・横峯さくらが断言!母として、アスリートとして“もう一度”頂点へ
12月13日に40歳の誕生日を迎えた女子プロゴルファーの横峯さくら選手が、来季の目標について「勝ちたいので」と力強く語りました。2009年に賞金女王に輝いた実績を持ちながらも、出産を経て日本ツアーに復帰後は優勝を掴めていない現状を打破するため、オフシーズンには徹底的な対策を講じています。
輝かしい過去と現在の課題
横峯選手は、ジュニア時代から才能を発揮し、2005年にプロ転向。翌年には初優勝を飾り、2009年には賞金女王の座を獲得しました。その後、2015年から米ツアーでプレーし、2022年に日本ツアーへ復帰。しかし、復帰後は優勝を掴むことができず、シード権の獲得も厳しい状況が続いています。
2015年に森川陽太郎氏と結婚、2020年には長男・桃琉(とうり)くんが誕生。アスリートとして当然だった“自分中心”の生活から、子どものペースを優先する日々へと変化しました。横峯選手自身も「そこに逃げていた自分がいる」と振り返り、自身のゴルフと向き合う決意を新たにしています。
オフシーズンに注力する3つのポイント
来季も第1回リランキングまで、ほぼすべての試合に出場できることが決定している横峯選手。勝利を掴むために、オフシーズンには以下の3つのポイントに注力しています。
- めまいの対策:ここ数年悩まされているめまいの原因を特定し、アドレスでの体重のかかり方(かかと体重)を修正することに力を入れています。
- スイング改造:ジュニア時代から大きなトップが特徴でしたが、年齢による可動域の減少を受け、「深いトップはあきらめる」という新たな考え方を取り入れ、下半身主体のスイングを目指しています。
- 体幹強化:今年の夏頃からピラティスを始め、使えていなかった筋肉を活性化させ、体のバランスを整えることに成功。「最初はすごくきつかったけど、慣れると終わった後がすごくいい感じ」と、その効果を実感しています。
母として、アスリートとして“もう一度”
「毎年、あそこ(QT)には行きたくないと思いながら、行ってしまう」と悔しさを滲ませながらも、横峯選手は諦めていません。母となり、生活が大きく変化したからこそ、ゴルフへの思いは以前よりも強くなっているのです。年齢の変化を受け入れながら、新たな挑戦を続ける横峯選手の今後の活躍に期待が高まります。
横峯さくら選手のこれまでの道のりと、今後の挑戦を応援しましょう!
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