足立美術館展、開館時間延長で連日大盛況!「娘深雪」など名画を朝から晩まで堪能
石川県立美術館で開催中の特別展「足立美術館所蔵横山大観と北大路魯山人〜近代日本画の名品とともに〜」が、連休を迎え連日多くの来場者で賑わっています。開館時間の延長や早朝開館も実施され、美術愛好家たちは朝から晩まで近代日本美術の名品を堪能しています。
早朝開館で静かに名画鑑賞
8月17日までの会期中、金土曜は閉館時間を1時間延長し午後7時まで、土日祝日は開館を1時間早めて午前8時半から行われています。19日の早朝開館初日には、開館直後から20人ほどの来場者が訪れ、横山大観の「神州第一峰」や上村松園の「娘深雪」など、最高峰の日本画を静かに鑑賞していました。
専門家による講演会で理解を深める
関連イベントとして開催された土曜講座では、石川県立美術館学芸員の日置樹也さんが「足立美術館コレクションからみる近代の日本画家たち」と題して講演。大観の初期作品「無我」について「後の作品と比べると、まだ描写に固さが見られる。徐々に柔らかい雰囲気が出てくるのを展示会場で確かめてほしい」と解説し、川合玉堂ら他の日本画大家についても紹介しました。
富士山をイメージしたコラボスイーツも人気
午後6時から行われたスイーツ付き鑑賞会では、30人が展示鑑賞後、館内の菓子店「ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ」金沢店が提供する特別展コラボスイーツを味わいました。大観の描いた富士山をイメージしたかき氷は、見た目も味も巨匠の名画を堪能できると評判です。
石川初開催の足立美術館コレクション
今回の特別展は、島根県安来市にある足立美術館のコレクションを石川県で初めて公開するものです。主催は石川県、石川県立美術館、北國新聞社による実行委員会です。
観覧料とアクセス
観覧料は一般1400円、中高生800円、小学生600円。20人以上の団体は各300円引きとなります。土曜講座は26日も開催されます。詳細については、
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