札幌市、年末年始の対面訓示を廃止!市長挨拶はメールで…働き方改革の一環
札幌市役所で長年行われてきた年末年始の対面訓示が、今年から廃止されました。その代わりに、全職員へメールでの挨拶が実施されることになりました。これは、働き方改革の一環として、職員のワークライフバランス向上を目指す取り組みです。
これまでの年末年始の訓示とは?
札幌市では、毎年年頭と年末に市長が職員に向けて直接挨拶をするのが恒例でした。しかし、2万人を超える職員が一堂に会する時間や、そのための出勤が必要となることが、休暇取得の妨げになっているという課題がありました。
なぜ今、対面訓示を廃止したのか?
今回の対面訓示廃止について、札幌市職員部人事課の馬場敏彦課長は「年末年始の休暇にあわせた長期休暇の取得といった面で、業務とかワークライフバランスに柔軟に対応できることだと思います」と説明しています。挨拶のためだけに職場に来る必要がなくなり、職員一人ひとりが自由に休暇を取得しやすくなることが期待されています。
全国的な流れと今後の展望
年末年始の対面での挨拶を廃止する動きは、札幌市だけでなく、全国の自治体にも広がっています。今後、より多くの自治体が同様の取り組みを導入することで、職員の働き方改革が加速していくと考えられます。札幌市は、今回の措置を通じて、職員の充実した休暇と、より良いワークライフバランスの実現を目指しています。
コメント一覧
まだコメントはありません。
← トップに戻る