富山は明日から雪!強風と大雪に警戒、仕事納めは足元に注意
今年も残すところあとわずか。新しい年を迎える準備が進む中、富山県は明日から雪の予報です。山間部では大雪警報の可能性もあり、年末年始の移動に影響が出そうです。KNB北日本放送の気象予報士が詳しく解説します。
笑顔を運ぶ門松づくり
青々とした竹に、松やナンテンといった縁起物を飾り付けた「門松」。富山県上市町の立山農園では、門松づくりが最盛期を迎えています。
立山農園の仲江泰輝さんは「全体的なバランスですね。見た目の良さ」と、門松の美しさを追求するポイントを語ります。特に注目したいのは、竹の切り口。まるで笑っているように見えるように斜めに切るという工夫が凝らされています。
土肥亮二社長は「笑顔の門松ということで、皆様の笑顔から始まる一年になるような思いを込めて作っております」と、込められた想いを話してくれました。門松はきょうから出荷が始まり、各家庭や企業などに届けられます。
明日からの天気予報:強風と雪に警戒
きょうは雨の一日でしたが、明日は雪と強風に注意が必要です。日本付近は強い冬型の気圧配置となり、非常に強い風が吹く恐れがあります。すでに暴風警報が出されています。
雪はいつ頃から降るのか、寒気の流れ込みと降水の予想を見てみましょう。上空1500メートル付近の寒気は、明日の朝から県内に流れ込み、その後さらに強い寒気が入ってくる見込みです。富山の平野部で雪になる目安のマイナス8度以下の寒気が、ピンク色で示されています。
風と降水の予想:沿岸部では波浪警報の可能性も
今夜から風が強まり、沿岸部では暴風警報、波浪警報の可能性が高くなっています。明日の未明から再び雨が降り、朝には雪へと変わり、一日を通して降り続きそうです。
明日の朝までの予想降雪量は、多い所で平野部が3センチ、山間部が20センチ。その後、夕方まで平野部が15センチ、山間部が40センチとなる見込みです。山間部では大雪警報の可能性が中程度あります。
明日は仕事納めの人も多いと思います。通勤や帰宅の際は、風と雪に十分注意してください。安全第一で、良い年を迎えてください。
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