石川県に大雪・強風交通網に乱れ、仕事納めの足元に注意!
26日、石川県は強い冬型の気圧配置の影響で雪と強風に見舞われました。多くの企業や官公庁で仕事納めを迎えたこの日、通勤・帰宅する人々の足元は悪く、交通機関にも乱れが生じています。
金沢市では今季最低気温を記録
金沢市では午前7時39分に0.4度と今季最低気温を記録。午前11時までの積雪量は金沢で4センチ、加賀中津原で11センチに達しました。足元に注意しながら職場へ急ぐ人々の姿が見られました。
今後の天気予報:さらなる大雪に警戒
金沢地方気象台によると、26日夜にかけて大雪が続き、27日正午までに予想される24時間降雪量は、加賀の平地で8センチ、山地で30センチ、能登の平地で5センチ、山地で10センチとなる見込みです。高波や落雷、竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
強風による被害も
26日未明には金沢で瞬間最大風速28.4メートルの強風が観測されました。金沢市藤江南1丁目のアパートでは、強風で屋根が剥がれそうになり、消防隊員が対応しました。また、同市畝田東3丁目の民家でも屋根の一部が損壊しました。
交通機関への影響
JR西日本は、湖西線で強風が予想されるため、敦賀と関西方面を結ぶ特急サンダーバードを米原経由で迂回運転。約30分の遅れが発生しています。これに伴い、北陸新幹線「つるぎ」にも遅れが生じる見込みです。
IRいしかわ鉄道では、強風の影響で列車が遅延したり、運休が発生したりしました。小松空港では、羽田、福岡を結ぶ計4便が欠航し、その他にも遅延や引き返しが発生しています。能登空港でも欠航便が出ています。
スリップ事故の発生
県警によると、26日午前9時までの24時間に県内で発生したスリップ事故は速報値で16件。幸い、人身事故は報告されていません。
大雪と強風による交通機関の乱れや事故に十分注意し、不要不急の外出は控えるようにしましょう。
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