舘ひろし、内館牧子さんを追悼「強烈なタイトルだったけど…」映画「終わった人」での思い出を語る
人気脚本家で、大相撲横綱審議委員会委員も務めた内館牧子さんが、17日に急性左心不全のため77歳で亡くなられました。俳優の舘ひろしさんは、内館さんの原作小説を映画化した「終わった人」(2018年公開、中田秀夫監督)で主演を務めたことから、所属事務所を通じて追悼コメントを発表しました。
映画「終わった人」とは?
「終わった人」は、定年を迎えた主人公・壮介(舘ひろし)が、周囲から“終わった人”と見なされながらも、新たな人生に奮闘する姿を描いた作品です。黒木瞳さんが妻・千草を演じ、夫婦のリアルな関係性が話題となりました。舘ひろしさんは、本作で第42回モントリオール世界映画祭の最優秀男優賞を受賞しています。
舘ひろしさんの追悼コメント
舘ひろしさんは、内館牧子さんとの出会りについて、「強烈なタイトルでしたので、お受けするか迷った作品でした」と振り返りました。内館さんからは「よくこんなタイトルの作品に出てくださいましたね」と声をかけられたそうですが、映画完成後には「哀愁のあるコメディで良いですね」と褒めていただいたことが印象に残っていると語っています。最後に、「心よりご冥福をお祈り申し上げます」と締めくくりました。
内館牧子さんのご遺志を胸に、映画「終わった人」はこれからも多くの人々に感動を与え続けることでしょう。
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